二度目の大学生活の学科選び | ドイツに暮らすドラマーYunaのブログ

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バンド、NIHONGIのメンバー。
多くのバンドを経験、その過程でドイツ人の夫と出会い
現在ドイツ在住。
ドイツでは太鼓グループ、Arashidaikoに所属。

ドイツに来てから約3年、ひとまず生活のためや将来的な仕事のためにとにかくドイツ語を学んでいた。ドイツに来る直前までは、英語力を高めたい気持ちが強かったものの

それを一旦ストップさせて、ドイツ語と向き合ってきた。

今では英語の単語を思い出したくても

まず先にドイツ語の単語が浮かんできて英語でなんていうんだっけ?と考えることも多くなってきた。

そして、ドイツの大学に入学申し込みする際に悩んだのが学部選び。

各学部への入学には、ドイツ語の試験結果と高校(または大学)の卒業証明書などが必要だけど、特に日本のような入学試験はない。

そのかわりに、人気の学部には入学制限があり、高校(または大学)の時の成績でその学部に入学できるかどうかが決まる。出願前に大学に相談に行った時にもらったアドバイスは、

「たくさんの学部に出願しておいて、制限がない(NC frei)学科にも出しておけば、希望の学科が受け入れてくれなかったとしてもその大学に在籍することができる」とのことだった。

ちなみに私は

日本にいるときに一番モチベーションが高かった英語学が一番の希望だった。

ただ2つの学科を選ぶ必要があり、

候補は

ドイツ学、Anglistik(英語や英語圏の文化)学、日本学、言語学、フランス語学科などだった。

日本学とフランス語学科は制限なしの学科だったので最悪この二学科でいいか、と思っていて

いずれにせよ制限があれば受け入れてもらえないから、とりあえずその結果次第で

考えようと思っていた。日本での大学の成績もまさか後々こんなところで必要だとも思わず、最低限卒業できる単位をとることが当時の目標だったので、特別良かったわけでもなく

おそらく大学側がふるい分けてくれるから学科を悩む必要性もないだろうと予想していた。

 

ところが、なぜか、出願した全ての学科から入学許可がおりてびっくりした。

と同時にどの二つを選ぶか決断に迫られた。(もしかしたら大学を一度既に卒業済みという人は優先的に受け入れてもらえるとか?だったのかもしれない。)

興味の対象や、将来的なキャリア、今の生活との兼ね合いなどをふまえてたくさん考えた結果

英語学と日本学

を選ぶことにした。英語学は在学中に最低6週間、英語圏で滞在することが卒業条件。(英語教師希望者はさらに長く確か3ヶ月とか。)独身でもないし、お金も多少かかるだろうし、それはかなりネックだったけど、やっぱりドイツに来る直前までの私のモチベーションを思うと英語学は捨てられない。とりあえず英語圏に滞在することは後々考えよう、どうしても無理だったら卒業はできないかもしれないけど、ほぼ無料の学費でたくさん学べるだけでもありがたい機会だから。ということで念願の英語学科に入りました!