倒したマストの分解&点検です。
この船のマストはZsparsというフランスのメーカーのマストのようです。
マストはあまり触ったことが無いので興味深いです。
スプレッダーの先端のサイドステーをロックしているプラパーツはヒビが入っていました。
ここはスプレッダーの付け根でロワーシュラウドの上側です。
スプレッダーのピンを抜いてスプレッダーを外すとロワーシュラウドを止めているピンも抜ける構造です。特に問題無さそうです。
こちらはマストトップです。
配線がちょっと問題になりますが、全周灯が取り付けてある部品が簡単に取り外せるようになってます。
これだと風見とかアンテナの取り付けのために土台を下界(笑)に持って降りたら簡単に加工が出来ますね。
ジブ、メインハリヤードのシーブはさっきのプレート(全周灯の土台)を外すと交換出来るようです。
そしてマストトップの金物の外し方にちょっと悩みました、、
マストのサイド側にボルトの頭が有るけど、コレはなんだろう、、?と、、
上側のナットを外すと金物が外れました。
ボルトの頭はコレでした。
このボルトを無理矢理回さなくて良かった、、(笑)
サイドステー(アッパー)はこのピンで止まっています。
フォアステー、バックステーはステムボールカップ?というのでしょうか。カップで抜けどめになっているタイプです。
メインハリヤードのシーブは正常でしたがブームトッピングのシーブが割れていました。
そういえば重たかったなー、と思い出しましたがそれほど困っていませんでした。
ブームのグースネックの部品はガタが大きかったのでとりあえず外してみました。
補修しようと思います。
マストトップの黒い金物はアルミの腐食で塗装が盛り上がったり剥がれている箇所が多いですがそれほど腐食は深く無く、再塗装するだけで問題無さそうです。
ぼちぼち交換部品を揃えていこうかなと思っているところですが、色々な作業を同時進行しているので今度マストが立つのはいつになることやら、、(汗)