生理痛は、骨盤内の血流が原因! | 鳥取イヌイ薬局乾マリコ薬剤師の漢方相談ブログ

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周期療法を通じて、不妊症、生理不順のお客様にお役に立てるよう
情報発信していきたいと思います。

こんにちは

不妊子宝アドバイザー薬剤師の乾マリコです。

 

日本では生理痛は、あって当たり前。

私の昭和の時代では、がまん・・するしかない。

せいぜい、アセトアミノフェンの鎮痛剤を服用・・でした。

 

その後 生理痛の救世主?のようなふれこみで

発売されたのが、「イブプロフェン」

商品名でいえば「イブ」「イブA」「ナロンエース」などです。

いまよく繁用されているロキソニンなどもその後

発売されました。

 

なぜ救世主なのか?

生理痛が起こる理由は・・

生理痛は月経血を押し出すために

子宮が収縮します。

その収縮が強すぎたりすると、痛みを感じます。

また均等に収縮すれば、痛みは感じにくいのですが

不均等に収縮することで痛みを生じてしまいます。

 

この子宮を収縮させているのが

子宮内膜が産生しています

「プロスタグランジン」という物質です。

痛みの発痛物質とも言われます。

このプロスタグランジンが異常に分泌されると

子宮が強く収縮し、生理痛を起こします。

 

イブやロキソニンは

プロスタグランジンを産生させないことで

解熱鎮痛作用 を発揮します。

そのため、生理痛に効果があります。

 

でも痛み止めを飲むだけでいいの?

痛み止めを飲むだけでは、

生理痛の根本改善にはなりません。

 

当たり前のことですが

骨盤内にある子宮・卵巣にも

子宮動静脈という血管があります。

臓器は血液があって血流の流れが

よいことで、正常な機能を保っています。

 

血流をよくすることが

月経痛の改善に必要なこと。

そのためには、豊富な血液が必要。

 

豊富な血液があれば

卵巣・子宮の働き

ホルモンバランスが保たれます。

 

女性は、月経があることで

男性に比べて、常に血不足な体質です。

 

普段から食べやすい食材として

人参・ほうれんそう・黒胡麻

牡蠣・かつお・まぐろ

鶏卵がおすすめ!

 

手前味噌ですが

卵胞期に卵を食べると

いい卵胞ができやすい!

中国研修で

魔法の手を持つと有名な

体外授精で授精の手技が上手な

山東中医薬大学 産婦人科の孫先生が

患者さんに卵胞期は卵を1日6~8個

食べるように指導されていると伺いました。

 

中医学での

同物同治 同形同治 という考え方。

これは

悪いところを治すには同じものを食べる という考え方で

いい卵胞をつくるには 卵がおすすめ

孫先生も卵の方が、漢方薬より安いから・・と

言われていました。

 

上記の画像は

左:山東中医薬大学の孫先生

右:イヌイ薬局 乾康彦先生

なぜか カメラマンは、私です。

私とのツーショット画像がない( ノД`)シクシク…

 

生理痛でお悩みの方

これから 妊娠を希望の方

ぜひ 低温期に 卵を食べましょう!

 

できれば

養麗卵がおすすめ!

養麗卵は、遺伝子組換え飼料を使わず

イヌイ薬局で子宝相談で培った

母鶏が元気になる和漢植物を配合した飼料で

育った母鶏が産んだ卵です。

とっても美味しいので

ぜひおすすめします!

 

 

お買い求めは・・・・

 

 

よろしくお願いします!