みなさん、こんにちは。しみず薬局薬剤師の山下です。
優しいパパかは別として(笑)、キャンプはお盆休みに行ってきました
夏は暑いので標高が高く過ごしやすいキャンプ場に行くようにしていて、今回は大分県の奥日田に行ってきました。標高は960mで夜の気温は17,18℃と涼しく(寒かったです)快適に過ごしてきました。
さて、今年も暑い日が続いており、10月、11月まで暑いというニュースを見ました
すごくうんざりしますが、そうなってくると気をつけたいのは「食中毒」です
特に、細菌による食中毒は暑い時期に増える為、しばらくは食中毒に気をつける必要がありそうです。
細菌による食中毒の予防ですが、3つの原則があります。
それは、細菌を食べ物に「つけない」、食べ物に付いた細菌を「増やさない」、
食べ物や調理器具に付着した細菌を「やっつける」です。
まず1つ目の「つけない」です。
手には様々な雑菌がついている為、手から食物につけないようにすることが大切です
ポイントは次のような時に手洗いをすることです。
・調理を始める前
・生の肉や魚、卵などを取り扱う前後
・トイレに行ったり、鼻をかんだりした後
・食卓に着く前
などです。
次に2つ目の「増やさない」です。
食中毒を引き起こす最近の多くは、人間や動物の体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も速くなります。
今この時期の気温が増殖しやすいのです。
しかし、10℃以下の低温では増殖がゆっくりになります。
そこで、食べ物に付着した菌を増やさないためには、低温で保存することが重要です
肉や魚などの生鮮食品やお総菜などは、購入後、できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。
出しっぱなしは厳禁です
なお、冷蔵庫に入れても、細菌が増えないわけではないので、早めに食べることが大事です。
最後に3つ目の「やっつける」です。
ほとんどの細菌は加熱によって死滅しますので、肉や魚はもちろん、野菜なども加熱して食べれば安全です。
特に肉料理は中心までよく加熱することが大事です
また、ふきんやまな板、包丁などの調理器具にも、細菌が付着します。
特に肉や魚、卵などを使った後の調理器具は、洗剤でよく洗ってから、熱湯をかけるなどして殺菌しましょう。
今さら言われるまでもなく皆さんご存知のことと思いますが、
「面倒くさいし、まあいっか」と思ってしまいがちですので(私だけ?)、油断しないように
今回皆さんへのメッセージとして書かせて頂きましたが、かく言う私はつい先日激しい下痢に襲われました。
原因はわかりませんが、自分は大丈夫と常々思ってちゃらんぽらんな私に罰が当たったのかもしれません(笑)
それでは皆さん、食中毒に限らず、この暑さに負けず元気に過ごしていきましょう
次回は、つい先日私が所属する在宅医療事業部に異動でやってきました國清さんです
ようこそ、在宅医療事業部へ