一般に流通することは無いため,
殆ど知られていない.
ギンメダイ
水深150メートル~
中深場に生息する.
あごの下の一対の長いヒゲが特徴.
さて,お味だが,
検索すると,身が柔らかいだの,小骨が多いだの,
不味いだのいろいろ書いてある・・・
ホントに,自ら口にしてみたのだろうか??
きちんと〆た身は
決して“やわらかい”という表現は当てはまらない.
確かに,
基本通りに捌(さば)く限り,
血合い骨がY字に身に入り込むため,
柵に骨が残り,
“小骨が多い”という表現にはなるのだが,
骨抜きで丁寧に取れば問題ない.
柵取りした背側の身は小骨が少ない.
柵の端を刺し身でつまんでみたが,旨い魚である.
魚を現場できちんと処理をするという,
釣り師の“基本”を忠実に守っている限り,
十分評価に値する魚であることが判明した.
【ギンメダイの酢締め】
小骨を丁寧に取り除いた腹側の柵を酢締めにした.
酢締めの旨さのベースは甘味にあると思っている.
①まずは,砂糖をタップリ振りかけ,練り込み,
砂糖で絞める.
砂糖の分子は,塩よりも大きいので,
最初に砂糖で 絞めることにより,
塩が余分に張り込まず,まろやかな味付けになる.
砂糖締め 1時間.
②砂糖を洗い流し,水気を取る.
次にベタ塩にして絞める.
砂糖で絞めてあるため,
必要以上に塩辛くならない.
塩締め 1時間.
③最後に,流水で塩を洗い流し,水分をふき取り,
甘酢締めにする.
市販の寿司酢:米酢=1 : 1
+昆布適量.
1時間ほどつけ込み出来上がり.
砂糖1時間,塩1時間,酢1時間.
大ざっぱに造るときはこの時間配分.
絞めてからのほうが,
小骨を取る作業はやりやすいかも.
【ギンメダイの胃袋と肝の湯引き】
きちんと〆た,
ギンメダイの内臓は奇麗で,
意外に肉厚で,しっかりとした
胃袋を持っていたので,肝と一緒に湯引きにしてみる.
酒の肴として十分な一品となる.



