春風強く,
外海への釣行は困難な日が続く.
鬼攻めに行きたい所だが,
仕方ないので「春マゴチ」狙いで大貫沖へ.
春マゴチは才巻(サイマキ:30グラム以下の小型の車海老)
で狙うのだが,才巻は外道の烏賊族の好物でもあり,
烏賊どもが突(つつ)いてくる.
烏賊に突かれた才巻は死んでしまい,
餌として使用できなくなるため,
持ち帰り,今度は釣り人の胃袋へと有効利用される.
【シリヤケイカと烏賊墨を吸った才巻のエスカルゴバター炒め】
釣れたマゴチを“活け”で持ち帰る際に,
どうも,外道のシリヤケイカを入れていたビニール袋が
マゴチのエラの部分の棘(トゲ)で破れたのだろう.
クーラーボックスの中の海水が真っ黒けに・・・
さらに,
烏賊墨で黒くなった海水を,
まだ息のあった才巻が吸い込んで,
薄黒く染まってしまった.
才巻は刺し身で食べるつもりが
黒ずんだ才巻を見て気持ちが萎える.
頭足綱コウイカ目コウイカ科の烏賊の墨は
多少海水に薄められようと,
漆黒(しっこく)で力強い.
仕方がないので,
エスカルゴバターで
ぶつ切りのシリヤケイカと才巻を
一緒くたにソテーして,
塩と白ワインで味を整えて,パセリを振る.
半分やけくそ料理のつもりが,
烏賊墨を吸い込んだ才巻は,
烏賊墨のほのかな甘味と香りがついて,
「あれ?美味くね?」となる.
けがの巧妙と言っていいのか,
うれしい誤算である.
【エスカルゴバター】
加塩バター 200グラム
パセリ タップリみじん切り
タマネギ 小型1/2個をみじん切り
ニンニク 2-3片 すり下ろす
白胡椒 少量
バターを電子レンジで柔らかくしてから(40℃設定),
全てを練り込んで冷蔵庫で保存する.
用途は広く,作っておくといろいろ便利.
お奨めです. ( ´艸`)
