ウツボ.
http://ja.wikipedia.org/wiki/ウツボ
高級食材である.
磯で石鯛を狙っていると
外道として釣れてくる.
ウツボのアタリは
フワリ,フワリと
大きく揺れるように竿先に出てくるため,
すぐに分かる.
ワイヤーで作った仕掛けは
ウツボに巻き付かれ
グチャグチャにされるため,
正直イヤな外道だった.
20年以上も昔の学生の頃か.
いつものように石鯛の外道として釣れた
ウツボを磯に捨ててきたところ,
甑島(こしきじま:鹿児島県)の漁師に
「もったいないことを.
なんであんな美味い物を捨てるんだ.」
と怒られてから
持ち帰るようになった.
20年前は,
知る人ぞ知る
“美味い”ものだったのだが,
月日は流れ,
ネット社会・情報化社会と伴に
ウツボが“美味い”ことが知れ渡ってきた.
希少性と相まって
高級食材の仲間入りのようだ.
さて,写真は(↑)
厳しい釣果の中,
土産無しに帰るわけにもいかず,
南房総の魚屋に立ち寄った際に
見つけたもの.
既に
切り身になって
しかも骨切りもしてあるため,
後は料理するだけ.
ウツボは
捌くのが大変なので有り難い.
また,
何と言っても
地元価格.
安い!
迷わず購入.
そして,
迷わず食すべし.
口にするのは
10年ぶりくらいか.
ウツボをストレートに味わうなら
白焼きがお勧め.
【ウツボの白焼き】
①ウツボの小骨の少ない部分をそのまま焼くだけ.
好みで薄塩を振ってもいい.
②火を通した身を氷水に浸けて冷やし,
水気をしっかりとふき取る.
ゼラチン質の皮は切りにくいが,
食べやすい大きさに切り分け,盛りつける.
③ネットリ,プルプルとしたゼラチン質の皮,トロトロの皮下脂肪,
上品な旨味の白身・・・
それら全てが醸すハーモニー.
グロテスクな外観からは想像できない美味さである.
ポン酢で食べるのが好み.
ウツボの代用品は無い.
グロテスクだからと
食わず嫌いをしないで,
機会があれば,まずはお試しアレ.
“目からウロコ” のはずだ.

