人間関係におけるストレス~あなたの対人関係の癖はどうですか~ | 精神科医:みえしん院長

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おはようございます(こんにちは)。三重心身クリニックのドクター臼井ですニコニコ


昨夜、帰宅してからフィギュアスケート靴の靴ひもの交換をしました。


三重心身クリニック 院長 ドクター臼井のブログ

左の靴ひもが切れそう汗・・・趣味で滑っているのだけなで織田選手(2010年2月19日のバンクーバー)のような大事件にはなりませんが、やはり気になり、交換しました。

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オーバーラップ法で通しました。ちょっと履きにくくはなりますが緩みにくいのが特徴ですチョキ

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さて今日の本題には入ります。

三重心身クリニックでは一般の保険診療とは別に、カウンセリングも行っております。
通常の保険診療に比べて、定期的、継続的に面接の時間・場所・相手が保証されるのが特徴です。

臼井卓士のブログ
カウンセリングとは、話すこと―「対話」によるこころのケアのことです。
私は、メンタルヘルスに対しては、医師による診察・薬の処方だけではなく、カウンセリングも大切だと考えている精神科医です。


最近、人と人との出会いと付き合い、人間関係の始まり等に関する記事を連載(→過去記事1 など)してきましたが、対人関係や友人関係の偏りについてお質問いただくことが多く(ブログでは質問はお受けしておりませんので返信は控えさせていただきました。ご了承ください)、また検索キーワードで、「対人関係and/or人間関係 ストレス」「友人関係 ストレス」といったキーワードでの検索が非常に多くございましたので、今回はテーマに掲げた内容を少しお伝えします。


まず対人関係におけるストレスは同じようなパターンを繰り返すことが多く、その人の対人関係の癖を反映していると言えましょう。そして対人関係の癖とはこころの癖の産物です。つまり対人関係のストレスを解決していくためには、あなた自身のこころの癖を知ることが大切です。


人と人との付き合いには、それぞれの人の癖が出てくるものです。やはり生まれつきの性格傾向もあります。そして子どものころからの人間関係が影響し合ってその人の心の癖が形成されていきます。


なれなれしい人
社交的な人
付き合いの悪い人
支配的になる人
すぐ相手にぺこぺこしてしまう人
考え込んで引っ込み思案な人


「無くて七癖」と言いますが、このようなこころの癖は無意識に実生活に現れ、行動となり、人間関係の基礎となっていきます。そして興味深いのは、治療場面でも繰り返されてしまいます


三重心身クリニックのカウンセリングでは、特に当初はラポールの形成などが重要になってきます(→過去記事2 )が、回数を重ねると重要になってくることの一つは、


・カウンセラーがクライアント(患者)の特徴的な人間関係のパターンに気づく
・それをクライアントも気づいていく


ことにあります。対人関係のストレスなどの問題の原因に、人間関係のひずみが関係していることは非常に多いからです。こうした問題は「うつ」などのメンタルヘルス不調の原因になりますし、すでにうつになってしまった人の回復を妨げる原因になるからです。


カウンセリングなどを通じて、こころの癖に気づくと、人間関係のぎくしゃくが改善し、周囲からストレスではなくサポートを得られるようになってきます。周囲のサポートはうつの回復にも役立ちます。


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