子どものことで悩んでいるんですが・・・・ | 精神科医:みえしん院長

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いつもブログを読んでいただきありがとうございます。
最近の私はお薬中心の治療(保険診療)の患者様があまりに多くなってきており、なかなか精神療法には従事できていません(∵薬の処方は医師しかできませんので・・・・)が、以前は一切お薬を用いず、精神療法だけでいろいろな患者様の治療を行っておりました。
そのなかでは子育ての悩みも多いテーマでした。特に思春期のお子さんに関しては、女性の方の不安や負担、悩みが多かったように感じています。
「子どもと意見が合いません」
「子どもがい言うことを聞いてくれません」
あるいは、子どもが反抗的引きこもっている・・・・
カウンセリングではお子さんに対するあなたの考え方の根本を一緒に探っていきます。
「子供の将来を考えて」「私はこんなに思っているのに・・・」という表面的な悩みの背景には必ずあなたも気づかない根本があります。最初は言いにくいこともあるでしょうからおっしゃる必要はありません。カウンセラーも面接回数を重ね信頼関係を構築することを優先するはずです。
カウンセリング全般に言えることですが、カウンセリングで表面化してくるあなたのこころの癖や問題はもちろんポジティブなものもありますが、ネガティブなものも多くあります。その中で偏りの極端なものや、不必要なものにまず気付いていきましょう。それが新しくより適応的な考え方の選択につながります。すると、お子さんも良い方向に変化していきます。中には無理にお子さんを連れてくる方もいらっしゃいますが、逆効果です。もし、お子さんが望むならば、ぜひお越しください。別々にカウンセリングをすることもありますし、同席カウンセリングを行うこともあります。

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