血糖調節障害(機能性低血糖症)の食事指導 | 精神科医:みえしん院長

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三重心身クリニックの分子整合栄養医学外来では、様々な症状の背景に血糖調節障害(機能性低血糖症、耐糖能異常)がある方々が多くいらっしゃいます。先日までも何人かいらっしゃいましたが、血糖調節障害の患者様には、食事指導で糖質(白米、パン、砂糖などの甘いもの、アルコールはもちろん)の摂取を制限してもらいます。以前のブログに書きましたが、糖質制限では、GI値(グリセミック・インデックス)の高い糖質を特に制限してもらいます。ちなみに、GI値とは、食物に含まれる糖質が体内に吸収される速さを示す指数です。
「白米を止めて玄米にしてください」とよく伝えています。どうして同じお米なのに違いがあるのでしょうか・・・玄米にはビタミンやミ
ネラルが多く含まれているからでしょうか?残念ながら違います。もちろんミネラルが多いに越したことはありません。しかし血糖調節障害の方にとっては、「白米と玄米では、摂取した後に血糖値が上昇するスピードが全く異なる」ことのほうが重要な意味を持ちます。
・無性にお米や甘いものが食べたくなる
・イライラが甘い物で治まる
・なんとなく朝が起きられない
・調理中に我慢できず食べ物を食べてしまう
・とにかく疲れが取れない
・やる気がない
・1日中眠たい
・食後3時間くらいで不安に襲われる
こんな症状は、機能性低血糖症で良く見られるものです。気になる方は一度、分子整合栄養医学を治療に取り入れているか、機能性低血糖
症を評価してくれる医療機関に相談してみることをお勧めします。

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分子整合栄養医学で皆様の栄養管理などを通じて健康づくりに邁進していますが、実はクリニックの植栽はあまり健康的ではありませんしょぼん

臼井卓士のブログ
29日の朝はスタッフが掃除や診療前の準備をしている間に肥料をやりました。来院中の患者様から油粕を勧められたのですが、なかなかそこまでは出来ていません。明日(30日)も作業が続きそうですしょぼん

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