鉄について | 精神科医:みえしん院長

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三重心身クリニックの分子整合栄養医学外来に来院される患者様のほとんどに重篤な栄養障害がみられます。今日は鉄について書きたいと思います。鉄は欠乏しやすい栄養素です。特に他の精神科医療機関で「うつ病」「パニック障害」「自律神経失調症」などと診断されている患者様が分子整合栄養医学的評価で鉄欠乏が見つかる場合が多いです。このブログでも何度か鉄の重要性についてを伝えていますが、鉄は私たちの元気・健康に欠かせないミネラルなのです。
鉄の役割についてです。
・体内で酸素を運ぶヘモグロビンやミオグロビンの重要な構成要素で、不足すると酸素運搬不足となり息切れ、疲れやすさ、過呼吸、パニックなどのいわゆる貧血症状が生じます。
・活性酸素を除去する酵素(カタラーゼなど)の活性に重要で、アンチエイジングにも関係します。
・コラーゲンの生成に必要で不足すると皮膚や粘膜、爪がもろくなります。
通常の保険医療機関では、鉄不足は赤血球やヘモグロビンの測定を通じて行います。しかし鉄が必要な酵素(含鉄酵素)や身体の組織に含まれている鉄(組織鉄)が、実は非常に重要な働きをしています。そしてこの重要な鉄の不足が通常の保険の検査では正しく評価できないことが多いのです。特に日々の栄養解析(分子整合栄養医学に基づく検査のことを三重心身クリニックではこのように呼んでいます)をしていて感じることは、老若男女問わず、鉄不足によって様々な精神症状・自律神経症状が生じるということです。

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三重心身クリニックは疾患の治療以外に予防医療にも取り組んでいます。
予防医学では心理療法、分子整合栄養医学、音楽療法、睡眠医学などに
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TEL:059-375-1100
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