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Dr.TAKAKOです。
ニキビの初期段階である白ニキビやコメドと呼ばれる状態
毛穴に皮脂が詰まっている状態で赤ニキビなどの予備軍でもあります。
写真のように良く見ると白くプツプツとしていて、触るとざらっとします。
皮脂分泌の多いTゾーンや顎下などは特に出来やすいのですが、頬やフェイスラインなんかにももちろん出来ます。
細かくて一見すると分かりにくかったりするのですが、この状態を放っておくと毛穴の中で菌が増え赤ニキビへと悪化してしまうんですね。
赤ニキビになってしまうと、痕に残るリスクも高くなるのでできれば初期段階の内に治してしまうのがベストなんです。
マスクが手放せない今の時期は普段肌トラブルが出にくい方も、口周りやフェイスラインなどにこの白ニキビやそこから悪化した赤ニキビが出来てしまった、という患者様も増えてきています。
改善するには
外用剤で毛穴の詰まりを出やすくする
毛穴の詰まりを押し出す処置を受ける
外用剤だとディフェリンゲルなどの保険薬があるのですが、保険薬はなかなか刺激（乾燥や赤みなど）が強かったりもして使い続けられない、という方も多いので今日は保険適応外のマイルドなお薬をご紹介します。
ロート製薬から発売されている【DRX AZAクリア】
これはヨーロッパやアメリカなど海外にてニキビ用医薬品として約30年前から使用されているアゼライン酸という成分を高濃度で配合しているクリームです。
このアゼライン酸は穀物などに含まれており食品として摂取している成分で安全性も高いものです。
日本では保険は適用になっていませんがニキビの初期段階である毛穴の詰まりや赤ら顔などに効果を発揮してくれます。
塗り方は従来の保険薬と同様、スキンケアの最後に気になる部位に塗っていきます。
点で塗るよりも気になる部位に面で塗るのがポイントです。
上の写真の方の場合には顎下〜フェイスラインまで全体に塗り広げます。
朝と晩の使用がお薦めではありますが、熱感や乾燥感が気になる方もいらっしゃるのでまずは夜１回の使用からはじめてみることをお薦めしています。
この時期はマスク着用により、肌が乾燥していたり擦れて敏感になっている方が非常に多いです。
いつもはディフェリンなどのニキビ薬が使えているのに、この時期はカサカサしてしまったり赤みが出たりして思うように使えないという患者様も多いです。
ニキビが出来やすい肌状態なのに薬が使えないってなかなか辛いんですよね。
そういう時は一時的にでもマイルドなAZAに変えて様子を見てみる、というのも良い判断だと思います。
購入はオンラインショップからも可能です。
https://shibuya-skin.shop-pro.jp/?pid=142441992
外用剤で毛穴の詰まりを出やすくしたら、実際に詰まりを押し出す処置も受けられるのがベスト。
外用剤だけで改善することもありますが、詰まった皮脂を押し出すことで見た目のプツプツも触ったときのザラザラもかなり改善していきますよ。
今日も明日も明後日も、
花嫁美肌で毎日を過ごせますように。
Dr.TAKAKO
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