Dr.TAKAKOです。
今日は昨日に引き続きニキビ痕について。
今日ご紹介するのは昨日ご紹介したものよりも症状が進んでしまった、ちょっとやっかいなニキビ痕です。
クレーター
繰り返しニキビが出来たり、炎症が起こった場合には皮膚の深い所にまでダメージが及びます。
クレーターはこめかみから頬全体にかけて出来やすいのが特徴です。
真皮のコラーゲン線維が破壊され、写真のように皮膚の表面がくぼみ凹凸ができた状態になってしまいます。
この状態になると自然軽快は難しいですし、美容液などを塗ってもなかなか改善はしません。
積極的に治すならば、医療機関での治療が必要になります。
手軽に始められるのは昨日も紹介した【メディカルピーリング】。
ターンオーバーを促進させたり、コラーゲン線維の再生を促します。
そしてもう1つお薦めの治療法が、炭酸ガスレーザーを使用したフラクショナルレーザ
いずれの治療法も、回数を重ねていかないと改善はしません。
根気強く治療するのが重要です。
続いて、最後のニキビ痕は、
しこり
クレーターと同様、繰り返し炎症が強く起こった場合に生じることがあります。
しこりはフェイスラインや顎下にできやすいのが特徴です。
写真で見ても分かるように固く盛り上がっているのが特徴。
写真は赤いですが、白い場合もありますよ。
この状態は、皮膚が深く傷ついてしまった時によく見られる盛り上がった傷痕と同じ状態なんです。
この状態になってしまったら、クレーター同様自然軽快はありません。
さらにピーリングなどでもなかなか効果を感じられないことが多いので、治療法としてはトラニスト(商品名;リザベン)の内服や、ステロイドの局所注射を行っていきます。
これらの治療は保険適応となります。
状態によってはレーザー照射が効果的な場合もあります。
クレーターやしこりが赤みや色素沈着よりも治療に時間がかかりますが、適切な治療をすれば改善します。ぜひ早めにクリニックを受診してくださいね。
ニキビ痕ができて焦るのは避けたいですね!
痕が残らないように早めに皮膚科で治療するのが最善最短と覚えておいてくださいね。
今日も明日も明後日も、
花嫁美肌で毎日を過ごせますように。
Dr.TAKAKO
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