Dr.TAKAKOです。
今日はやっかいなニキビ痕についてです。
きっと皆様も1度は悩まされた事があるのでは?
「ニキビは思春期のもの、その年齢が過ぎれば綺麗に治る」
「ニキビくらいで病院に行くまででもない」
と油断していると、ニキビ痕が残り後悔してしまうことも。
ニキビ痕と言ってもいくつか種類があり、それぞれ治療法も異なってくるのです。
今日と明日は、改めてニキビ痕の種類と特徴についてお話していきたいと思います。
赤み
最も軽いニキビ痕と言える「赤み」は、炎症のあるニキビが治まった後に写真のように赤みを残します。
皮膚の毛細血管が拡張している状態で、炎症後に起こる現象の1つです。
この段階だと通常は数週間~数ヶ月程度で自然に改善していきます。
赤みが強い場合には弱めのステロイド剤やビタミンCの美容液などを外用するとより早く改善していきます。
私は高濃度ビタミンC美容液『CEフェルリック』がお気に入り。
赤みも薄くなりますし、毛穴も引き締まります。
の赤みが治まると通常「色素沈着」が起こります。
「炎症後の色素沈着」と言って、いわゆる茶色いシミのことです。
皮膚の表面にメラニンが増える事でできます。
沈着したメラニンを外に排泄するように促せば、自然治癒よりも早い改善が見込めます。
具体的な治療法としては肌のターンオーバーを促進させること。
例えば【グリコール酸】、【サリチル酸】、【ビタミンA誘導体(トレチノイン、レチノールなど)】
があります。
渋谷スキンクリニックで定番の【メディカルピーリング】も肌のターンオーバーを促進してくれる人気の治療法です。
ピーリングをすればするほど、色素沈着が薄くなっていきます。
そしてもう1つの治療法がメラニンを漂白すること。
代表的な成分は【ハイドロキノン】です。
渋谷スキンクリニックでも濃度やテクスチャーを何種類かご用意していますよ。
その他にも、美白効果が認められている【ビタミンC】や【フラーレン】、【トラネキサム酸】、【プラセンタ】、【アルブチン】なども効果的だと思います。
ニキビ痕は、状態によって治療法が異なってくるということがお分かり頂けましたか。
今日ご紹介したのは比較的軽度のニキビ痕。
明日はさらに進んだニキビ痕についてのお話です。
たかがニキビと思わずに皮膚科を受診しましょう。
あなたにとって最善最短の治療法でニキビ痕を治すことが可能ですよ。
今日も明日も明後日も、
花嫁美肌で毎日を過ごせますように。
Dr.TAKAKO
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