「カラスの親指」
「カラスの親指」、道尾秀介の直木賞候補作を読んでみました。
以前、「背の目」を読んだとき、ちょっとおどろおどろしい感じがしていたのですが、この作品はむしろ痛快というか後味がすごく爽やかな小説です。
主人公は、悪徳消費者金融にだまされ妻や娘を失ってしまったあと、詐欺師として生計を立てて生活していました。その後、同じような境遇で人生を狂わせれてしまった仲間とともに、仕返しをするため大作戦を試みるというストーリーです。
心の傷を抱えながら、だまされるよりだます方になろうと必死になっている主人公にすごく感情移入してしまいます。
しかし、この小説は報復するとかそういうことじゃなくて、もっと深いテーマがあるんですね。最後に色々伏線がはってあったことに気が付きます。
ペテンに自分が引っかかってる気もしますが、何だかさっぱりした感じです。だれが読んでも楽しめるんじゃないかと思います。
- カラスの親指 by rule of CROW’s thumb/道尾 秀介
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巣鴨☆夜回り
携帯のGPS機能を使ってみたかったので、今日は巣鴨から夜回りをしてみました。
巣鴨駅を出発して駒込駅へ、途中誰もいなくなって怖かったけど、意外と一駅分の距離って短いんですね。
その後、六義園を一周、カップルでお散歩とかジョギングとかしている人いいな~
とか思いつつ文京区へ。
巣鴨と違って、街の佇まいもハイソな感じがしました。
不忍通りを通って、千石駅に着きました。
途中、美味しいと聞いていた千石ラーメンが気になったけど、最近太ってきてるから無視して、無事巣鴨に帰還しました![]()
GPSすごい。私でも迷子にならない。
今度は、もうちょっと遠くに行ってみようかな~。
「お買い物中毒な私!」(ちょっとネタばれあります。)
「お買い物中毒な私!」みて来ました。
大好きだった「SATC」の衣装デザインのパトリシア・フィールドが衣装デザインと聞いてたので、すごく観たかったんです。
内容は、お買い物中毒の女の子(ホントにここまで来たら病気じゃない?)が、カード返済に行き詰ってお買い物の酸いも甘いも味わいながらも、持ち前の明るさで経済雑誌記者になり、仕事でも恋でもサクセスしていくという、爽快感の高いストーリーです。
ファッション雑誌ではなくて、経済雑誌というところが、 ジェリー・ブラッカイマー 製作っぽいですね。
映画みてる間、次から次に出てくる綺麗なアイテムにうっとり、ストーリーも展開がいいので、とても楽しめました。
私は、あんなに無邪気に欲しい欲しいとは、言えないけど・・。
ただ、少しまわりが引く位でも、自分の欲望を素直に表現できる子の方が、実際幸せになれてる気もしますね~![]()
ちょっと買い物に行って、自分を解放
してみようかな~、何て思ってしまう作品です。
なぎプロプロデュース記念公演「椿山課長の七日間」観劇しました。
今日は、なぎプロプロデュース・第10回記念公演「椿山課長の7日間」の舞台を築地本願寺のブディストホールに観にいきました。
浅田次郎さん原作の映画化にもなっている作品です。
実は、母親がこの劇の脚本に携わらせてもらっていて、毎晩徹夜して脚本を書いて、毎日劇の稽古にも参加して、頑張っていたのをみてたので、今日がすごく楽しみでした。
そして今日、舞台の初日、劇の内容が素晴らしく良かったんです。(娘の欲目じゃないと思うんですが・・。)
笑いあり
、涙あり
、演出もかなり凝っていました。(実際、笑い声もかなり出てたし、泣いている方もちらほらみられました。)母親も、この道のプロだんだなぁ、と思わず見直しました。
席も満席以上で、エキストラの座席を用意している状態で、もっと広い会場でもいいくらいでした。
これから後5日間公演が続くので、キャストの皆様、スタッフの皆様、どうか体に気をつけて頑張って欲しいです。
「完全恋愛」
牧薩次さんの「完全恋愛」を読みました。
牧薩次は、ミステリー作家・アニメ脚本家である辻真先さんの別筆名です。
どうして、完全恋愛なのかというと、完全犯罪みたいに他者に全く気づかれず、全うされる恋愛があるのか、というテーマがあるからです。
舞台は戦時中から平成まで、主人公は1人の女性を愛し続けた画伯です。時代小説と、ミステリー小説と、恋愛小説がほどよくミックスされていて、幾つか仕掛けられているトリックも面白いし、一気に読めました。
そして、この小説が完全恋愛たる所以は、最後のページをめくるまで明かされていません。
ラストになって、「あぁ・・・・
。」とホントに切なくやりきれない気分になります。
片思いって、本人にしてみたら命懸けだけど、他人からみたら喜劇なんだろうな~。人生って、こんなものなのかな~。余韻に浸ってしまうのでした。
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