食べ物を無駄なく吸収するためには… | 女性のヘルスケアをサポートする産婦人科医のブログ

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名古屋で産婦人科医として働いています。西洋医学だけではなく、食事や生活習慣のアドバイス、アロマや鍼灸などの代替医療、さとう式リンパケアなど様々な方法で、皆さんが健康になるお手伝いをしたいと思っています。よろしくお願いします。

みなさん、こんばんは

女性の健やかな毎日を応援する産婦人科医(@名古屋)
さとう式リンパケア インストラクター&セルフケアマスター
の原紗希です

 

前回からまた間が空いてしまいましたガーン

腸を崩してからダメですね。。。

腸は大事、本当に。

 

そして最近のジメジメした気候。。。

これもアトピーもちには辛いですねえーん

 

消化の話がおわったら

徐々にそちらも書いていきますニコニコ

 

さてさて、

前回、いくらいいものをたべても

吸収されなきゃ意味がないと書きました。

 

具体的な方法として、

「まずは身体に胃酸や唾液を出す準備をさせてあげること」

とお話をしました。

 

では、その次。

 

これはみなさん知っているでしょう。

よく噛むこと」ですウインク

 

なんだー知ってるよ、という声が聞こえてきそう(笑)

 

では、みなさん、

ご自身、食事の時に1口あたり何回くらい噛めてますか?

1度数えてみると面白いですよ。

思った以上に少ないですガーン

 

よく噛むことは

唾液分泌や胃酸分泌を促進してくれます。

そして栄養を吸収しやすくしてくれます音譜

 

胃酸が十分にでない

消化分解が十分にできないだけではなく、

次の腸管へ進むにあたり、

適正なpHよりもアルカリ性に傾いた状態のまま

(酸が少ないわけですからね)

食べ物が進んでしまうというわけです。

 

となると、

本来は繁殖しないはずの菌(俗にいう悪玉菌ってやつです)が

繁殖をしてしまい、

便秘や下痢になったり、

お腹にガスがたまった状態になったり、

お腹から胃が押し上げられて逆流性食道炎のような状態になったり、

といったことが起きてきます。

 

 

逆流性食道炎のような症状がみられた場合、

人によっては胃酸を抑える薬を処方されることがあります。

 

でも、本当に胃酸が多いがゆえの症状なのか、

本当は胃酸が少ないから起きているのではないのか、

ここ非常に大事なことですよね。

 

だって治療が逆なわけですからびっくり

 

話がそれましたが、

胃酸が十分にでないということは

いろいろな不調の原因となります。

 

よく噛む、

そして食べ詰めではなく、胃をしっかり休ませる、

まずはここからはじめてみて下さいね爆  笑

 

目指せ1口あたり30〜50回でお願いしますニコニコ

 

最後まで読んでくださりありがとうございます音譜