みなさん、こんばんは
女性の健やかな毎日を応援する産婦人科医(@名古屋)
さとう式リンパケア インストラクター&セルフケアマスター
の原紗希です
Facebookなどでも、
この食材が◯◯にいい、とか
この添加物が危ない、といった記事が
よく登場しますね。
もちろん、
重要なことなので、知っておいてほしいとも思います。
そのようなものをできるだけ排除し、
身体にいい生活を心がけていても、
いまいちなんだか不調という方もみえますよね
しっかり栄養が自分のものになっているのか、
そこをまずみつめなおしてみましょう。
果たして食べたものをきちんと消化分解し、
必要な栄養素を吸収できているのでしょうか?
口から肛門までは、当たり前ですがつながってますよね。
消化分解ができなければ
口から食べたものは、そのまま出ていってしまうわけです。
いくら良いものを食べても、
いくら良いサプリをのんでも、
出ていってしまっては全くの無意味です
きちんと食べたものを消化・分解して
必要な栄養素を吸収できているか、
ここにまず焦点を置く必要があります
では、どうしたらよいのか。
それは食べ物が口に入る前から
始まっております
それは
身体に、「もうすぐごはんですよ」と知らせてあげることです
何を言っているのかと思いましたか?(笑)
これ、馬鹿にできないんですよ。
もうちょっとかっこよく言うと
五感を刺激してあげることです
(食べる前だから味覚はまだですが)
料理の音や匂い、視覚などから
身体はもうすぐご飯なんだなと認識し
唾液や胃酸を分泌する準備を始めます
よく唾液のことは触れられますよね。
胃酸もですよ、胃酸
胃酸の分泌はとくに重要で、
その後のpHなどにも関係してくるので、
いわゆる悪玉菌の繁殖とも関連があります。
自分の胃酸がしっかり出ているか実験をしてみると、
自分でじっくり時間をかけて料理をしたときと、
残り物などで簡単に準備をすませたときとでは
胃酸の分泌が格段に違います
毎日毎日、じっくり準備することもできないでしょうから、
食べ始める前に
匂いを嗅いでみたり、料理を観察してみたりして、
「美味しそうだなぁ」「もうすぐごはんですよ」と
身体に教えてみてくださいね
「ほんとに?」と思った方、やってみてください。
これ、本当に大事なことですから。
簡単にできる食事方法、
また続きを書きますね
最後まで読んでくださり、ありがとうございました