林道探索、XT250X | Dropin

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林道と蕎麦と温泉と。
セローやメイトが大好き。

塩江の道の駅に併設の温泉行基の湯、

その隣に行基庵という蕎麦屋があった。

その場所に大きな病院が建つらしく

蕎麦屋は北上して香川町浅野に移転。


さて、味は変わってないかな。





天ぷら蕎麦を頼んでみる

温かい出汁の蕎麦は

太い田舎蕎麦じゃないと

すぐにのびてしまう。

以前はもっと太い田舎蕎麦だったと

記憶してるが。



192から県道140号線、大利辻線に入る。

初めてのルート、ワクワク。



屋島壇ノ浦の戦いで敗れ、山深く

逃げた平家の落人。

その末裔と言われる山の民。

四国の山は中央構造線上にあり

とてつもない自然のパワーで激しく

隆起、急峻な山が多い。

その山肌に、蟻の巣のように張り付く

集落、そこでの生活が自分には想像が

つかない。


R140は途中から265となり

井川スキー場に続くがその手前を右に、

アクセ谷に降りて行く荒れた舗装林道がある。

これが松尾川温泉の少し上流あたり、

何故かここも県道140、に出る。


アスファルトはところどころ剥がれ

水路に浸食され、険しい山に挟まれる谷に

秘境感を楽しめる。


松尾川の県道140を数キロ、

松尾川ダムに向かうと、

今日のメインディッシュ、

林道不自由線の入り口がある。

前回アブの猛攻で深く入らなかった

この林道がどこに続くのか、

はたまた通行止めなのか。

それを探索する。



途中崩れた瓦礫や倒木はあるが

通れない程ではない。





V字の岩盤を縫うように流れる松尾川。

自然のダイナミックさを感じられる。



タイヤの空気圧を下げないとガレに弾かれる。

ガードレールがない場所では右側の

とんでもなく深い谷に吸い込まれそうで

下半身がゾワゾワする。



凄いところまで放置に来たんだな。



コーナーを曲がるとドバーン、

いきなり行き止まり、残念。

ガードレールがあるから必ず

どこかに出られると思って期待した。

この右側に砂防ダムがあるので

恐らくは工事用につけた作業道

だったのだろう、それが何故

不自由線なんて名前なのか、

誰か知ってたら教えて^_^



また来た道をとって返す。





見た目以上に、落ち葉の下はゴロゴロの

ガレ。



県道140に戻り、

冷や汗を⁈松尾川温泉で流す。

至福の時。