水源の森ツーリングトライアル | Dropin

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林道と蕎麦と温泉と。
セローやメイトが大好き。

心配した天候も、暑いくらいの秋晴れ。

大会が終わるまでもってくれそう。

金木犀の香りに酔いながら

橋を渡り、今回は尾道から比和町へ

上がるのではなく吉備中央町の小森温泉から

西へ新見を抜ける初めてのルート。


総社で降りて429を北上してほどなく

途中の看板に釘付けになり

寄らずにはいられない。

かしお温泉 源泉掛け流し。







429から入ってすぐ。

民家のような佇まい。





湯船は三人も入ればいっぱい。

小さな温泉だけど、清潔感もあり

かすかな硫黄臭とヌメリ。

わりとぬるめで、加温は夏向きに設定

してあるのかもしれない。


ひとり貸切状態でゆっくり楽しんだ。

観光向きではなく普段使いの温泉。

香川にはないなあ。



思わぬ収穫で気分も良く、さて

目的の小森温泉に到着。

いやいや、雰囲気ばっちりじゃないか。

期待は膨らむ。







硫黄臭とヌメリは、先のかしお温泉より

はっきりと強く、温度も高い。


こんなにいいお湯だとは、

期待以上で、どうしよう、

そわそわしてしまう^^;



洗い場のお湯の蛇口からは

温泉の湯が出るから、

洗って流してもヌルヌルだ^^;


外し忘れたシルバーのネックチェーンは

もう赤銅色に変色している。

アルカリ性が強い。



このすぐ近くに湯の瀬温泉がある。

ここは数年前に来た記憶がある。

こんなに近くだったのに見逃して

いたとは、不覚。


この温泉に入るためだけにツーリング

で来てもいいと思える素晴らしい温泉。



Googleマップ先生に誘導されながら

どんどん山奥の細いくねくね道へ。

日も傾き、不安になるような、

コンディションの悪い山越えが

いくつか。



やっと到着して寝床の支度と

晩御飯を済ませる。

19時からは前夜祭、

バンド生演奏にすき鍋が

振る舞われた。



夜は10度くらいまで冷え込む。

久しぶりのツートラ、

第4回の頃、参加者は100名をゆうに

超えていた。前泊の駐車場は満車で

あちこちのグループで宴会大盛り上がり。

そのグループを順番に訪ねて

交流を深めたものだった。

みんな仲間って感じで、暖かかった。

走れば、町をあげての歓待ムード、

比和町の山々を仲間たちと

わいわい巡ったことが懐かしい。


27回の今回エントリーはどれくらい

だろうか、駐車場の前泊もわずかだ。


昔の賑わいや華やかさは無いが、

こうして脈々と続いていることに

感謝しかない。