昨晩はぐっすり寝てスッキリお目覚め。
F君が生ビールサーバーまで用意してくれたので、いい感じに酔っ払い気持ちよく寝てしまいました。
今回はF君にお世話になりっぱなしです。
2日目は朝食を済ませのんびりと出発、途中コンビニに寄り昨日のキャンプ場で着替え。
ここで古座の監視員に声をかけられた。
これから鑑札を買うと伝え、古座川の情報を教えてもらいます。
驚いたのは昨日の入川人数、本流40人支流の小川はたったの5人だそうだ。
午前午後とくまなく回って車種や人数まで確認してるから間違いないらしい。
1日釣ってても誰にも会わない訳ですね。
三連休の最終日はそんなだったが前日はもっと入ってたって、聞いたら本流50人程、ズッコケました。
今年はこんな状況だから少ないかもしれません。
現にキャンプしてる人はかなり少なく、いつもなら河原ごとにテント村ができるが今年は見られないそうです。
他にも貴重な情報をたくさんいただきました。
昨日のオトリ屋さんで券とオトリを買い釣り場に向かいます。
昨日の支流も気になるが今日は本流へ。
古座川に来たのだから本流も外せないでしょう。
途中で4人組の鮎師に挨拶、良いポイントなのでしょう。
膝までの水深でこぶし大の石が全面に敷き詰められたチャラチャラです。
はい、苦手です。
この場所、掛かる時はどこでも掛かるそうだ。
9時過ぎに手前のチャラからスタートです。
ん?...........。
下手くそだ。
遠くで竿の立っているのが見えます、焦る。
ついつい流れの強い方へ立ち込んじゃうからダメなのかな?
対岸に渡り好きに泳がせても反応ナシです。
上流は誰も居ないみたい、300m歩けば瀬があるそうだ。
行ってみます。
瀬肩から引いていると、ブルブルッ!
やっと生命反応です。
古座川本流、初掛かりはこの子でした。
オトリも弱ってきたのでオモリを噛まし流心に。
オトリが下がると思ったらまたこの子。
結構な流れの中にも居るんだね。
同じ流れで粘っているとガガガガガッ!
気温は高いので涼しくてちょうどいい位。
流心といっても腰くらいの深さ、いい石が沈んでました。
自分よりかなり年上の方、のんびりと下って行かれました。
倒れた竹の下を丁寧に引いていきます。
カヌー「どう、釣れますか?」
私「なかなか厳しいです。こんな景色の中カヌーで浮かんでると気持ち良さそうですね!」
カヌー「最高だよ!」
私「いいな、やってみたいけど乗ったことないし...。」
カヌー「大丈夫、大丈夫、自分も初めてだから。」
私「え〜!」
見たところそんなに激しい荒瀬もないし、初心者でも安全に下っていけるのでしょう。
真剣に乗ってみたくなりました。
カヌーが通った瀬でガガガガッ!
瀬肩でやっとガツン!
小さいけど黄色い鮎が掛かってくれた。
プリプリの鮎、よく肥えてます。
追い星クッキリのヤル気鮎。
日差しが戻り追い気が出てきたか。13時になり一旦昼食に戻ります。
食べながら目の前のチャラの攻略法を考える。
午前中ここで釣っていたF君は器用に泳がせて掛けてましたが、自分には難関です。
また朝の瀬まで戻ろうかと思ったが、古座川らしい所で釣らなきゃ意味がない。
下流で釣っていた方々も昼までで帰られたみたい、ここで釣ってみましょう。
相当苦戦しました。
グングン泳いで行ったきりになっちゃうし、上竿にしてもまったく泳いでくれなかったり。
たまに掛かるのはボウズ君ばかり。
でもここまで。
チャラではオトリが泳いでくれないとどうにもなりません。
いやー、今日も1日楽しませてまらいました。
数は釣って無いですけど、遊びきりました。
体はヘトヘトだがすっかり癒されてます。
それにしても人のプレッシャーのない川でした。
朝は鮎師にも会いましたが、やっぱり他には居なかった。
カヌーで下っていった人のが多いくらい。
ただ一つ心残りなのは橋の下の淵を攻められなかった事かな。
チャラ、瀬、トロと竿を出し橋の下にどん深を見つけたが、近くで家族連れが泳ぎだしたので遠慮しました。
自分も泳いで潜り見てみたかったです。
そこには鮎の大群が居るんじゃないかと思って。
これはまた次に取っておきましょう。
帰りもわざわざ寄り道してオススメ温泉寄ってくれたし。
最高の夏休みになりました。
また何処かの川へ一緒に行きましょう。
古座川、遠いけど行く価値のある川でした。
また来年もお邪魔します。