こんばんは。
前回は、『双極性障害とは?② 』をご覧いただきました。
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今日は、”気分変調性障害”についてお話したいと思います。
あまり、聞きなれない言葉だと思います。
しかし、この気分変調性障害は、うつ病を語る上で切っても切れ話せない病気です。
実は、この病気は”慢性のうつ病”と言われています。
また、慢性であることから性格であると間違われやすいのが特徴です。
では、この気分変調性障害とはどのような病気なのかをご説明していきます。
気分変調性障害
●発症率 … 人口の6%(16人~17人に1人)
●男女比 … 女性が男性の2~3倍
●合併症を併発しやすい(46%が不安障害を、39%が大うつ病を、30%が薬物乱用を合併との報告あり)
気分変調性障害を患った人の考え方の特徴▼▼
■自分は人間としてどこか欠けていると思う。
■他の人は苦しいことにもしっかり耐えているのに、自分は弱い人間だと思う。
■自分は何をやってもうまくいかない。
■自分は何か、為すべき努力を怠っているような気がする。
■人が「本当の自分」を知ってしまったら、きっと嫌いになるだろう。
■「○○したい」というのは、わがままなことだと思う。
■自分が何かを言って波風を立てるくらいなら、我慢した方がずっとましだ。
■自分の人生がうまくいかないのは、自分が今までちゃんと生きてこなかったからだ。
■人生は苦しい試練の連続であり、それを楽しめるとはとても思えない。
■これから先の人生に希望があるとは思えない。
※水島先生の『対人関係療法でなおす 気分変調性障害』より
などなど、上記をご覧いただくと発症率の高さがお分かりいただけると思います。
基本的には、ネガティブである抑うつ状態のような思考です。
一般的に”性格”的な問題だと認知されている気分変調性障害は、軽く見られてしまう傾向にあります。
気分変調性障害の場合は、多くが思春期に始まり、成人してからもずっと持続しているので、うつ病という病気ではなく”性格の問題”として見られていることが多いです。
また、自分自身も性格の問題だと、思い込んでしまうため、病院に受診するまでに至らない場合がほとんどです。
気分変調性障害の方が、さらに急性のうつ病も合わせて、”二重うつ病”という状態になったときに初めて受診に至ることは多いものです。
初診時にすでに59%が”二重うつ病”に罹っていたと報告されています。
さらに、治療経過中になんと97%もの患者さんが大うつ病性障害を発症してしまうとされています。
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続きは次回です☆★