こんばんは。
前回は、『仮面うつ病とは? 』をご覧いただきました。
今日は、家族、友人などにうつ病を患った方がいらっしゃる方向けの内容になります。
とても重要な内容なので、よく理解して覚えてくださいね。
うつ度克服度チェックがまだの方はこちら▼▼
あまり多くなっても覚えることができないため、3つにポイントを絞りご説明したいと思います。
うつ状態・うつ病の方への接し方
①病気であることを認めさせること
➡基本的にうつ状態・うつ病を患った方は、自分自身に物事の責任を押し付けます。
そして、うつ病であるということを認めようとしません。
さらに、病気ではなく自分がすべて悪い。自分なんかいなくなれば良いのに。。。
と考えます。
そこで、周囲は何度も”うつ病であること。そして治療を行えば必ずよくなること”を根気よく説明し続けること。
これが、一番大切です。
どんな失敗をしようとも決して、相手の責任にしないよう注意してください。
②叱咤激励をしないこと
➡叱咤激励は、うつ状態・うつ病の方に絶対に浴びせてはいけません。
仮に落ち込んでいるのを見ても、励ましたい気持ちを抑えてください。
周囲は、良かれと思っていても本人には逆効果です。
なぜなら、うつ状態・うつ病の方は、言われなくても精一杯努力しています。
叱咤激励されれば、益々努力しようとし、神経をすり減らします。
叱咤激励ではなく、薬を確実に飲んでもらい、ゆっくり休暇を取らせなければいけません。
落ち込んでいる➡話に耳を傾けてあげる➡うつ病であることと治療すれば必ず良くなることを説明する➡薬物療法と十分な休養を取らせる
というのがデフォルトになります。
③無理して気分転換を図らせないこと
➡私たちは、日常や仕事に疲れたときは、気分転換に旅行に行くことでリフレッシュできます。
普段と違う場所でゆったり時間を過ごすことで疲れ・ストレスを取ります。
しかし、うつ状態・うつ病の方へは逆効果。
旅行や遊園地に出かけたりすることは、健康な人たちや、幸福そうな家族連れを見て、まだ健康だった頃の過去を思い出させ、逆に現在の自分の状態をみじめに感じ、情けなく思い、不安・焦燥、抑うつ気分などを一層強く感じさせることになります。
いかがだったでしょうか?
相手のための気遣い・言葉により逆効果を与えてしまうことが十分お分かりいただけたと思います。
常識的には正しいことでも、うつ状態・うつ病の方への接し方は知らないとできません。
今日、お伝えしたことはほんの一部にしか過ぎません。
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