6/29(日) 早朝7:30出発
神戸在住の友達に教えてもらい、新神戸駅の「裏」にある布引の滝に行ってみました。
距離は駅から500メートル(雄滝)? 近い…と思ったのが間違い。恐ろしく急な山道でした。でも、途中のたくさんの歌碑に足を止めながら(実は休みながら)、なんとか登りました。途中に地蔵(道祖神?)があったり、雄滝の前には不動尊像があったり、信仰の場でもあったのでしょう。登りはまだマシで、降りが怖かった。アササン(朝の散歩)にしてはハードでした。
布引の滝は、古代から様々な貴人や文人・歌人が訪れ、歌に詠んでいます。
道々に歌碑が造られ、鑑賞しつつ登ることができます。
藤原定家(最勝四天王院障子和歌)
布引の瀧のしらいとなつくれば
絶えすそ人の山ちとつぬる
(布引の滝の白糸を名づけるので、絶えず人が山路を訪ねている)
全部で36ある歌碑は神戸市のパンフレットに詳しいのですが、PDFが公開されているようです。
藤原行能(新勅撰和歌集)
布引の滝の白糸わくらはに
訪ひ来る人も幾代経ぬらむ
(布引の滝は白糸のよう。たまたま人が訪ねるとして、いったいどのくらい時代を経ているのだろうか)
「わくらば」(形容動詞ナリ活用):たまたま、偶然
比較的近いのは、「雌滝」。
二段になってます。
優雅な風情。
「滝の白糸」とはよく言われますが、布引の滝ですから、白妙の衣にも譬えられます。
藤原良経
山人の衣なるらし白妙の
月に晒せる布引のたき
(きっと山人の衣なのだろう。真っ白の月に晒されている布引の滝)
晒す=布を水にさらす、月の光にさらす
滝の水音もまた、歌人の琴線に触れたようです。
紀貫之
松の音 琴に調ぶる山風は
滝の糸をや すげて弾くらむ
(松風の音を琴の調べにしている山風は、滝の糸を弦にして弾くのだろう)
や=疑問の係助詞











