読み歩き、食べ歩き、一人歩き(222) ベルリンはあまりに遠し | DrOgriのブログ

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国立西洋美術館で「ベルリン国立美術館展―学べるヨーロッパ美術の400年」を見ました。
9月17日までやってます。

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よい天気で暑かったです。
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ユーチューブで紹介動画を見つけました。



ベルリンは、ドイツではミュンヘンとともに美術館の多さで有名な町です。もちろん統一ドイツの首都であり、パリ、ローマ、ウィーン、ロンドンと並ぶ西欧史上で最重要の都市です。

ベルリン国立美術館 (Staatliche Museen zu Berlin)は単独の美術館のことではありません。美術館群(Mussen)と訳すべきかも。「美術館島」(Museumsinsel)と言われるシュプレー川の中洲にある5つの美術館・博物館をはじめとする複数の施設・部門の総称です。絵画館(Gemäldegalerie)は特に名品ぞろいで有名です。

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展示は15世紀から18世紀までの400年間にわたる西洋絵画の歴史を概観するという内容になっています。15世紀の聖母子像から始まって、16世紀からの市民の肖像画、人体彫刻の「マニエリスム」(人体表現の様式化)、オランダ画家の風景画、啓蒙以後の題材の変化など。
最後は、ミケランジェロやボッティチェリの「素描」も展示されていました。この素描も見事です。

今回の「目玉」は、何と言っても「真珠の首飾りの少女」(17世紀のヨハネス・フェルメール)でしょう。私ですら知っているフェルメールの代表作です。


真珠の首飾りを身に着けて、少女の表情は幸福に満ちているように見えます。見ている私も、ついうっとりと彼女の顔に見入ってしまいます。窓から入る光が少女の顔をさらに輝かしくしています。真珠だけでなく、右下の椅子の鋲(?)や左端の陶器も、光に照らされて彼女を飾る宝石のようです。

下の左はクラナハ(父の方)の「マルティン・ルターの肖像」(1533?)
右は、デ・ヘームの「果物、花、ワイングラスのある静物」(1651)


実物は、静物画の方が大きいのです。それも、かなり。
ルターの肖像画は歴史の教科書などで目にしていたのですが、実物は今回初めて見ました。意外に小さいものでした。絵が大きいというイメージは、ルター先生の顔が大きいせい?


ショップでドイツビールも売ってました。
飲んべの私はつい買ってしまい、宿についてからポテト・バターコーンで飲んでます。

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ドイツ語圏ではオーストリアとウィーンが大好きな私ですが、ベルリンも一度は行ってみたいですね。まだまだ遠い存在ですけど。

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