読み歩き、食べ歩き、一人歩き(72) 非常勤講師物語 (4) | DrOgriのブログ

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おやじが暇にまかせて勝手なことを書くブログです。日々の雑記や感想にすぎません。ちらっとでものぞいてくだされば幸せです。

もう少し様々なことを調べてからと思ったのですが、時節柄、言い忘れたことをひとつだけ。

文部科学省の「科学研究費」について。

専任教員との格差は収入だけではありません。
真面目に研究しようと思っても、資金も施設もない。
それが、「専業」非常勤講師の実態です。

アルバイト先のカフェで。
科研費(図書出版補助金)の申請書をチェック。
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はからずも、皮肉な組み合わせの写真になってしまいました。
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付与されればありがたい補助金ですが、簡単にはいきません。
私の場合、いわゆる「研究者番号」は持っていたものの、「主たる所属先」が空欄になっていました。
所属先だと思っていた大学では、非常勤講師の申請を取りまとめることはしてくれず、それが当たり前だと思っていました。

博士論文の改訂版の出版補助を2年にわたって申請してきましたが、通りませんでした。

昨年、別の出講先大学が「主たる所属」を移動すれば取りまとめて申請してくれるという話を聴き、今年からそうすることにしました。

しかし、見積をお願いした出版社からは、「最近は厳しいですよ。3年とか継続して申請すれば通るという時代ではなくなりましたね」と言われてしまいました。

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大学どうしで、非常勤に関する科研費の扱いが相当に異なります。
この種の事務は煩雑です。「非常勤まで面倒みきれるか」ということなのかもしれませんね。
そもそも、「研究」という大学の重要な役割をどのよう捉えているか。
「研究者」とはいったい誰々のことなのか。
大学の質を考える上で、重要なポイントかもしれません。

研究者番号をお持ちの方、まだ間に合います。
お持ちでなければ、早めにご登録を。

 日本学術振興会
http://www.jsps.go.jp/j-grantsinaid/index.html


ファンド・アクセスなどの情報もまた、格差が大きいと思います。

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