中学校時代から「リズムオンチ」で知られていました。
そんな私が、まさかの合唱指揮担当?
新設高校の一期生でした。校歌がまだありません。そこで、詞と曲を外部に依頼し、出来上がったものをお披露目することになりました。
ピアノ伴奏は、女子生徒から選ぶ時間がないので、音楽の講師の先生がなさいました。
最初の「歌唱指導」は作曲家の先生が指揮していたのですが、途中でお帰りになってしまいました。
じゃあ、あとの指揮は?
「中学校時代から指揮してきた経験者」ということで、私が(^-^;)
そのとき、友人のSは・・・逃げた! あいつぅぅ、恨んでやる!
と最初は思ったのですが、校歌(とは呼んでなかった・・・何て言ったっけ)の指揮台に何度も立っているうちに、注目されることとリズムの快感で中毒状態に・・・
病がこうじて、指揮のレッスンまで受けることになりました。
そのとき、苦しんだのが「変拍子」です。
2/4、3/4、4/4、2/2、3/2、3/8、6/8、9/8、12/8など、「分子」が2か3の倍数が普通。
でも、たまに5/4とか、7/8とかといった「変わった」拍子の曲があります。
ただ、小節ごとに拍子が変化していくことも「変」拍子ということがあって、ややこしいです。
クラシックで「変拍子」と言えば、この曲です。
イーゴリ・ストラヴィンスキーの『春の祭典』
Jazzからは、Take Five。
まさに、5拍子。
日本人の作った変拍子の前衛音楽で一番好きなのはこれ。
矢代秋雄のピアノ協奏曲(第1楽章の前半)
レッスンの卒業課題がこの曲とベートーヴェンの「エグモント」序曲でした。
このピアノ協奏曲は、『春の祭典』と同じように、一小節ごとに拍子が違う「変」拍子の曲です。
6/8、5/8、7/8、3/4、5/8、3/4・・・
私の指揮に合わせて先生がピアノを弾くという試験なのですが、本当に指揮のとおり弾くのでモロに「しどろもどろ」が表れて恥ずかしさの極みでした。
もちろん、一回では合格できませんでした。
おそらくもっとも美しい変拍子。
ピョートル・イリイッチ・チャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」の第2楽章、5拍子のワルツ
大学のオーケストラでは一度だけ指揮をさせられました。
ヘンデルの「王宮の花火の音楽」だったかな・・・
もう、懲りました。
ただ、聴いているぶんには、変拍子は刺激的で、快感です。
- チャイコフスキー:交響曲第6番/カラヤン(ヘルベルト・フォン)

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指揮者としては、驚異的なリズム感の持ち主として有名です。
同じ小節を、右手では4拍子、左手では3拍子というようにとることができるそうです。
私からすれば「怪物」です。プロはみんなそうなのかなぁ。
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