小柄な選手たちが最後まで諦めずに走りに走ってつかんだ勝利でした。
大和撫子は強かった。
日本人の精神的な原点についてほんの少し考えてみました。
立川のルノアールで、「武士道」についてまずは漫画で確認(?)。
新渡戸稲造の『武士道』は、日本人が英語で書いた本格的な日本人論としては最初のものでしょう。初版は、100年以上前に出されました。
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本文冒頭
「武士道はその表徴たる桜花と同じく、日本の土地に固有の花である」(Chivalry is a flower no less indigenous to the soil of Japan than its emblem, the cherry blossom;)
この本では、武士道は倫理の体系として分析されています。義・勇・仁・礼・誠・名誉・忠義・克己という徳目が紹介されます。これらは封建的な戦士階級としての倫理であり、階級に属する個人の生活全般にその影響が及んでいます。
しかし、新渡戸はそうした階級倫理もしくはnobles obligeが庶民階層の心性をも感化していったと述べます。日本の魂(the soul of Japan)と言われる所以です。私など、「忠臣蔵」のドラマを見ると普通にじんときます。
新渡戸は希望を述べて全文を締めくくります。
「武士道は、・・・その象徴とする花のごとく、四方の風に散りたる後もなおその香気をもって人生を豊富にし、人類を祝福するであろう。」(Bushido.... Like its symbolic flower, after it is blown to the four winds, it will still bless mankind with the perfume with which it will enrich life.)
ただ、本書での女性の位置づけについて私は異議があります。「娘としては父のために、妻としては夫のために、母としては子のために」女が犠牲になったのは、それが封建的な階級倫理だったからではないでしょうか。家系と家産を守ることは、こうした上層階級の最優先事項でした。封建的な家観念は、男性は必ずしもそうではないのに、女性の側は「家」ないし「結婚」に閉じ込めてきました。
なでしこたちの活躍を見て、封建的・家系的なイメージの「武士道」はジェンダー・フリーな「日本道」へと進化すべきだし、そうなっていくと思うのですが、いかがでしょうね。
連休最後の日は横浜へ。
高島屋に逃げ込んで、フルーツパフェ。
結構おなかにたまります。
美術館にも行かず、ただぶらぶら。
でも、一応お勉強はしました。
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