本当なら美術館のカフェかレストランで優雅(?)に食事でもしたかったのですが、なにせ日曜日で混んでいるうえ、今日中にいわきに来なければいけないので、結局ホテル室内での読み散らしになりました。
ミュージアム・ショップで買った『クレーの天使』(谷川俊太郎、講談社)を眺めながら部屋で一休み。
クレーと言えば、かわいい天使の絵でも有名です。今回の展覧会では出品がなかったのですが、なんとなく買ってしまいました。
いつもPCについて来るこの子達も、ぼくにとっては天使です。おなかのところが液晶拭きになってます。
クレーの絵画と私生活は音楽とともにありました。クレーの両親は音楽家でしたし、彼自身もヴァイオリンを弾き、妻はピアノ教師でした。
今日はクレー展の記念イヴェントとしてコンサートが開かれました。「パウル・クレーが愛した音楽」ということで、バッハとモーツァルトその他の曲目をヴァイオリンとチェロのデュオで聴かせてくれました。
プログラム最後で演奏されたモーツァルトのヴァイオリンとヴィオラのデュオ(G Dur, K.423、ヴィオラはチェロが代役))が特に良かったです。ヴァイオリニストの方が「乗ってくる」まで少し時間がかかりましたが、この曲はいい演奏でした。会場の残響に問題があったのかも。
クレーの絵は抽象的なものが多く、よくわからないという人もいます。私だって偉そうに解説なんかできませんが、よーく見ると、なかなかかわいい絵も多いんですよ。特に天使の絵はいいですね。
谷川の詩と一緒に鑑賞すると一層いいかも。
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天使とプレゼント
なにがてんしのおくりものか
それをみわけることができるだろうか
・・・(略)
それはたぶん
このわたしたちじしん・・・
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天使、まだ手探りしてる
わたしにはみえないものを
てんしがみてくれる
わたしにはさわれないところに
てんしはさわってくれる
・・・(略)
わたしにもみえないわたしのてんし
いつかだれかがみつけてくれるだろうか
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カンディンスキーらとの「青騎士」運動やバウハウスでの教鞭など、彼の興味深い経歴についても書きたかったのですが、今日のところは天使の姿に癒されて寝ます。
今夜、クレーの天使が夢に出てくれるといいな。
飲み過ぎないようにしないと(^^;)。