自然治癒力が必要 | 中島旻保の大人の絵日記

中島旻保の大人の絵日記

医療者でありながら一方では、政治経済のことになると言いたい事が沢山あるそんな中島旻保のコラムとも言える絵日記

    

人は、自然治癒力が完全に機能しているなら病気にならないはずですが、現実には病気が蔓延しています。これは、自然治癒力を損なう原因があるからです。

 

増大する国民医療費、問題の多い介護保険、多発する医療事故、先端医療によって揺らぐ生命観などなど、日本に医療機器を叫ぶ声は多く、解決策が議論されています。

 

しかし、自然治癒力をマネジメントしょうという議論はスッポリと抜け落ちています。その理由として3つ考えらます。

 

①    -病気になるまで健康について真剣に考えない(国民)

②    -病気を個人の物として社会問題にしない(政治)

③    -病気には熱心でも病人に注目しない(医学界)

現代社会はこの3つが絡み合っています。

 

自然は季節というエネルギーの変化を通じて、動物界に影響を与えています。

一年の間に、自然界と人間を結び付けているのが季節の変化です。