サプリメントの弊害① | 中島旻保の大人の絵日記

中島旻保の大人の絵日記

医療者でありながら一方では、政治経済のことになると言いたい事が沢山あるそんな中島旻保のコラムとも言える絵日記

 

このところテレビなどで、サプリメント(健康食品)のコマーシャルが目立っている。某放送局では、コマーシャルの多くを、サプリメントで費やしている。

なぜこうも、サプリメントのコマーシャルが多いのか…?

 

 

その理由の一つに、大量の薬の服用が問題になっている為、消費者が必要以外の薬を飲まなくなったせいか、体の不調を改善するのにサプリメントに転換しているように思えてならない。薬の怖さを消費者が分かってきた為、救いを漢方やサプリメントに求めてきている。

サプリメントの根源は、健康補助食品であり、体に足りない栄養分を補うものとして使われている。それが、最近では足りているか否かを考えずに、体に良いからといううたい文句だけにひかれ、飲んでいる人がほとんどだ。

 じゃあ、本当に体にとってサプリメントは、有効で有るかどうかの確証がない。しかし、テレビコマーシャルであれだけ、有効性を有るように見せられると、高齢者でなくても、中高年や若者もついつい健康なりたさに飲む人が多い。最近では、薬の代わりに、サプリメントをすすめる医療機関も多いと聞いている。