ギリシャ版忠犬「ハチ公」 | 中島旻保の大人の絵日記

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医療者でありながら一方では、政治経済のことになると言いたい事が沢山あるそんな中島旻保のコラムとも言える絵日記

世の中には、同じようなエピソードがあるものですねぇ~(^^♪ 先日テレビを見ていたらギリシャで事故死した飼い主ハリスを待ち続ける犬の姿が映し出されていた。それによると、2017年の冬、飼い主が車に轢かれて帰らぬ人となった男性の事故現場に、彼の愛犬が住み着いたというニュースである。その犬は、自宅から12kmも離れた場所(事故現場)にいつのまにか現れて留まるようになったというものである。飼い主にとってかけがえのない相棒だった犬が、彼の最期の場所に帰らぬご主人様を待ち続けている。心配した住民が連れ出そうとしても絶対に動こうとしないそうだ。
 事故から18カ月がたった現在、亡きハリスの愛犬は変わらずそこにいる。以前と違うのは、祠のそばに日よけになる小屋があることぐらいだ。地元では、「ギリシャのHachiko(ハチ公)」「これだから犬ってやつは…」「泣ける。ハリスさんは良い飼い主だったんだね…」という声が多数寄せられている。

 世の中には、同じことが世界各国であるものだ。ブラジルでは、飼い主が亡くなった病院の前で8か月も帰りを待ち続ける犬、アルゼンチンでは、飼い主が逮捕され、そのまま刑務所に入ってしまったご主人様の帰りを警察署前で1年間待ち続ける犬がいるそうだ。また、モンゴルでは、飼い主が交通事故で80日間以上待ち続ける犬など同様のエピソードが世界では数々ある。

 

参考資料:フジテレビ カラパイア