6月7日、写真週刊誌「FRIDAY」が詐欺グループの忘年会に吉本興業所属の芸人11人が出席したと報じたのをきっかけに、いまだに朝のワイドショーなどで報道し騒ぎが益々エスカレートしている。
問題は、反社会的勢力のパーティーに出席し、金銭を受け取ったのがこの騒ぎの発端であったが、今や吉本興業の体質に問題がありとされている。古い商慣習を見直さず延命させてきた結果が今の状況を作ったのではないかと思う。何も吉本に限らずジャニーズ事務所のSMAP解散騒動、ASK社のNGT48メンバー暴行事件などここ3~4年間は、芸能プロダクションの問題が相次いでいる。特に、今回の大手吉本興業の芸人「闇営業」問題は、ガバナンスにかかわる問題なので収拾が大変であろう。トップ2人が退陣して解決できる問題なのかは難しいところだ。
「闇営業」をやるということは、ちゃんとギャラが払われていないことやマネージメントが機能せず、契約書の存在しなく、それでもって移籍の自由のない状況ではこういう闇営業が起こっても仕方がないのではないか。2014年以前にも火種が存在していたようだ。
参考資料:AUFFPOST Yahoo! News