サンタクロースにお供するトナカイ | 中島旻保の大人の絵日記

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医療者でありながら一方では、政治経済のことになると言いたい事が沢山あるそんな中島旻保のコラムとも言える絵日記

 

サンタクロースが載ってくる橇(そり)を引っ張っている8頭のトナカイには名前がついているようだ。サンタクロースのトナカイは、左右に2頭ずつ、4列になってサンタクロースの橇を引っ張っている。 前列からそれぞれ、Dasher(ダッシャ-)と Dancer(ダンサー)、Prancer(プランサー)とVixen(ヴィクセン)、Comet(コメット)とCupid(キューピッド)、Donder(ドンダ-)とBlitzen(ブリッツェン)という名前が付けられている。フィンランドのトナカイの牧場に行ったときに現地の人に聞いた話だ。これらの名前は1823年にアメリカで産まれたクリスマスの詩「A Visit from St. Nicholas」(サンタクロースがきた)にルーツがあるようだ。面白いですねぇ~

トナカイはシカ科に分類されており、トナカイ属に属している動物で、生息地は北極圏周辺の亜寒帯地域であり、カナダ、アラスカ、グリーンランド、ノルウェー、デンマーク、フィンランド、ロシアなどだ。フィンランドはサンタクロースの発祥の地だけにトナカイは大切に育てられている。

因みに「トナカイ」という名はアイヌ語の「トゥナカイ(tunakay) 」に由来しており、本来は「馴鹿(じゅんろく)」といわれるらしい。人に馴れる鹿という意味で名付けられている。トナカイは雄と雌で大きさが違い雄で180㎝~220cm、雌で160㎝~200cmくらいの大きさが一般的だ。それとトナカイ代名詞といわれるツノだが、ツノが伸びたり抜け落ちる時期にも雌雄で違いがあるようで、雄のツノは春に生えて秋から冬にかけて抜け落ち、雌のツノは冬に生えて春から夏にかけて抜け落ちるといわれている。ツノは雄の抗争のためだけではなく、ツノを使って雪の下の餌を掘って食べるためと言われている。

参考資料:PET HEIM