コロナワクチン接種後の心筋炎、心膜炎は予防接種健康被害救済制度でもたくさん認定されていますが、やはり心筋炎・心膜炎を起こしやすい薬剤であることが判明しました。
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最も心筋炎・心膜炎が生じやすい薬剤は?
関連が強い上位10剤を特定
2025年8月20日
メディカルトリビューン
生物学的製剤やワクチンなどの特定の薬剤クラスについては、炎症性心疾患のリスク上昇との関連が報告されている。
韓国・Kyung Hee University College of MedicineのJaehyeong Cho氏らは、世界最大の個別症例安全性報告グローバルデータベース(VigiBase)を用いて不均衡分析を実施。
心筋炎または心膜炎との関連が強い上位10剤を特定し、Sci Rep(2025; 15: 28849)に報告した。
クロザピン、新型コロナワクチン、メサラジンなどが上位に
Cho氏らはVigiBaseから、1968~2024年に登録された心筋炎/心膜炎の副作用の疑いまたは関連がある薬剤を含む報告を抽出。
報告オッズ比(ROR)と情報成分(IC)を用いた不均衡分析によりシグナルを検出し、心筋炎/心膜炎との関連が強い上位10剤を特定した。
ただし、炎症性心疾患の治療に用いられる循環器系薬(β遮断薬、カルシウム拮抗薬、利尿薬など)、免疫抑制薬(TNFα阻害薬、IL阻害薬、カルシニューリン阻害薬)、全身性ステロイドなどは除外した。
抽出された報告は心筋炎が3万5,017件(男性66.84%)、心膜炎が2万4,959件(同53.38%)だった。
RORが高い順に、心筋炎/心膜炎との関連が強い薬剤をランキングした結果は表1、2の通り。
天然痘ワクチン、クロザピン、メサラジン、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチン、インフルエンザワクチンは、心筋炎と心膜炎ともに関連が強かった。
SARS-CoV-2ワクチンは、各国で接種が普及した2021年以降に報告数が急激に増加していた。
発現までの期間中央値は1日
上位10剤における心筋炎/心膜炎発現までの期間中央値はいずれも1日だった。
心筋炎との併発率が高い有害事象は、特に抗体薬(イピリムマブ、ニボルマブ、ペムブロリズマブ)における筋骨格系障害だった。
心膜炎では、特にワクチン(天然痘ワクチン、インフルエンザワクチン、SARS-CoV-2ワクチン)で神経系障害の併発率が高かった。
以上の結果から、Cho氏らは「今回の結果は因果関係を示すものではないが、これらの薬剤の処方時には、副作用として心筋炎や心膜炎が発現するリスクに留意すべきだ」と述べている。
(編集部・畑﨑 真)
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心筋炎も心膜炎も1位は天然痘のワクチンなんですね。
コロナワクチンは心筋炎は4位、心膜炎は2位です。
接種回数が多かったので症例報告数は桁違いに多いです。
予防接種健康被害救済制度でも心筋炎、心膜炎は多く認定されています。
2021年日本でワクチン接種が始まった年に既に心筋炎や心膜炎が多発したため厚労省が注意喚起していました↓
そして厚労省が嘘のデータを発表。
すぐにバレて訂正しましたが、これを指摘する人が居なければそのままになっていたのでしょうか↓
ワクチン接種後すぐに発症する心筋炎や心膜炎は分かりやすいのですが、数ヶ月、数年経ってから発症する慢性心筋炎の患者さんもおられます。
ワクチン接種からだいぶ時間が経っているので、ご本人もワクチンとの関連を疑ってないですし、診察した医師も気付かないケースが多いでしょう。
でも論文になってるんですよ。
「ワクチン接種歴を尋ねることなく診療してはならない」という福島雅典先生の言葉通り、現場で必ず確認し、疾病との関連を調べるべきです。
接種者と非接種者で比較すれば関連が分かるでしょう。
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