熊外傷について 専門家からのアドバイス | みのり先生の診察室

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5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

最近、熊被害が多いですね。

 

 

熊被害に詳しい中永士師明(なかえ・はじめ)秋田大学救急・集中治療医学講座 教授の記事が医師サイトに掲載されていたので要約してお届けします。

 

 

 

 

 

 

  クマ被害と私たちにできること

 

 

近年、日本各地で「クマによる人身被害」が増えています。
 

山の環境の変化や人の暮らし方の変化が背景にありますが、実際に「クマに襲われた時どうするか?」や「治療の現場で何が起きているか?」はあまり知られていません。

秋田大学・中永士師明教授(救急医)は、クマ外傷の研究や診療を続けており、その知見から見えてきたポイントを紹介します。
 

 

 

  命を守るための第一歩

 

 

災害医療と同じで、細かい処置よりも「まず命を守る」ことが大切です。
 

秋田県では「クマダス」というシステムで目撃情報をリアルタイム共有していますが、まだ被害減少効果は検証中。
 

 

 

  山菜採りは危険信号

 

 

春になると山菜採りに行く方が多いですが、実はクマと遭遇するリスクがとても高い時期。


医師の立場からは「不要不急の入山は避けてほしい」とのこと。
 

どうしても行くなら、ヘルメットなど防護装備で身を守る工夫が必要です。

 

 

  クマに襲われたら?

 

 

「ゆっくり後ずさり」より現実的なのは 頭と首を守ってかがむ防御姿勢。
 

実際、この姿勢で顔を守れた患者さんもいます(腕や鼻は折れてしまいましたが、顔の重症化は防げた)。

 

 

  顔は意外と治りやすい

 

 

クマの外傷の多くは顔に集中します。
 

驚きですが、顔の組織は感染しにくく再建しやすいそうです。
 

逆に手足は血流や感染の関係で治療が難しいとのこと。
 

もし顔の組織が残っていれば、病院に持ち込むことが大切です。

 

 

 

  体だけでなく心のケアも

 

 

クマに襲われた後は、傷が治っても PTSD(心の後遺症) を抱える人もいます。


「もう畑に行けない」「山に近づけない」と感じる人も少なくありません。
 

秋田大学では、こうした精神的影響についても研究が進められています。

 

 

 

  地域ぐるみでの対策が必要

 

 

クマ被害をゼロにするには、病院だけではなく、地域全体での取り組みが欠かせません。
 

高齢化や里山の崩壊が進む中で、クマが人里に近づかないよう環境を整えることが、長期的に見て最も重要です。

 

 

 

  まとめ

 

 

クマは予想以上に私たちのすぐ近くにいる

山菜採りや入山は慎重に

襲われたら「頭と首を守る姿勢」で命を守る

顔の再建は意外と可能性がある

心のケアも忘れずに

地域全体での対策が被害を減らすカギ

 

 

👉 「クマ外傷の医学研究」という一見特殊なテーマですが、実は私たちの日常にも直結する内容です。
 

身を守る知識を持つことが、いざというとき命を救うことにつながります。

 

 

 

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