マダニ感染過去最多ペース 夏のレジャー肌露出避けて | みのり先生の診察室

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5万人以上の「オシリ」を診察してきた
肛門科専門医の女医がつづる
お尻で悩める人へのメッセージ

マダニ感染が過去最多だそうです。

 

キャンプや登山など夏のレジャーを楽しむ際も注意が必要です。

 

医師サイトに掲載されていた医療ニュースをシェア。

 

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マダニ感染過去最多ペース 夏のレジャー肌露出避けて

マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SHTS)」の患者が、過去最多を上回るペースで増えている。

 

国立健康危機管理研究機構によると、全国の医療機関から報告された今年の累計患者数は100人を超えた。

 

マダニは草むらなどに多く生息し、春から秋に盛んに活動するため、厚生労働省は夏休みのレジャーや農作業でマダニに刺されないよう、肌の露出を避けるなどの対策を呼びかけている。

FSTSはマダニに刺されるほか、ウイルスに感染した人や動物の血液などを介して感染することもある。

 

6〜14日の潜伏期間の後、発熱や嘔吐(おうと)、下痢、意識障害などの症状が現れ、致死率は10〜30%とされる。

機構によると、2011年に中国で初めて報告され、国内では13年に初確認。

 

13〜20年の報告数は年間で40人から100人ほどだったが、21年以降は毎年100人を超える報告があり、23年は過去最多の134人。

 

患者の約90%が60歳以上で死亡者の多くは50歳以上。

 

高齢者が重症化しやすいと考えられる。

今年7月20日までに各地の医療機関から計112人(速報値)が報告された。

 

静岡、愛知、三重、香川、宮崎の5県で、少なくとも10人が死亡している。

 

西日本が中心だったが徐々に広がり、7月には神奈川での感染が初めて確認された。

予防できるワクチンはなく、抗ウイルス薬で治療する。

 

厚労省は、山や草むらに入る際には長袖、長ズボンを着用し、袖口やズボンの裾を軍手や靴下の中にしまうよう勧めている。

 

マダニの付着が分かりやすいよう明るい色の服を選び、帰宅後には入浴して刺されていないか確認。

 

マダニがいた場合、無理に引き抜こうとせず、皮膚科で除去してもらう必要があるとしている。

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やはり中国から始まっていたのですね。

 

当然ですがダニに刺されたからと言ってSFTSを発症するワケではなく、ウイルスに感染しているダニに刺された場合が危険だという話。

 

致死率の高さはコロナと比べものになりません。

 

結構高いので要注意です。

 

マダニが皮膚にいた場合は自分でダニを取り除こうとせず、皮膚科を受診して除去してもらいましょう。

 

無理矢理引き抜くと口の部分が皮膚に残ってしまい炎症を起こし、そのあとしこりになったり、赤く腫れ上がることがありますので。

 

 

最近マダニのニュースが多いなぁと思っていたら増えているんですね。

 

つい先日、こんなニュースが報じられたところでした↓


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マダニ感染症「SFTS」愛知県豊田市内で新たに3人感染 6月に感染の2人死亡

2025年7月24日 (木)中日新聞

豊田市は23日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に、市内在住の3人が感染したと発表した。

 

いずれも入院している。

 

今年に入り、市内の患者は5人になった。

 市によると、新たに感染したのは60~80代の男性。

 

それぞれ農作業や草刈りを日常的にしており、発熱や倦怠(けんたい)感などの症状が出て21日までに入院した。

 

22日の検査でSFTSの陽性反応が出たという。

 市内では6月、SFTSに感染した50代女性と90代男性が死亡した。


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農作業や草むしりも要注意です。

 

またペットも感染して死亡しています。

 

 

そしてショックだったのは感染したネコを診察した獣医さんが死亡したこと。

 

 

 

こちらは2021年のニュース↓

 

 

 

マダニ対策の基本について調べてみました。
 

1. 服装で予防
 

長袖・長ズボンを着用し、肌の露出を最小限に。

シャツはズボンの中に入れ、ズボンの裾は靴下やブーツに入れる。

色は**明るい服装(白やベージュ)**が望ましく、マダニの付着に気づきやすい。



2. 虫除け剤を活用
 

DEET(ディート)またはイカリジン(より低刺激)の成分が入ったマダニ対応の虫よけスプレーを使用。

服の上からも使用可能なタイプがおすすめ。

首元、袖口、足首など露出しやすい部分を重点的にスプレー。



3. 屋外活動後のチェック


家に帰ったらすぐにシャワーを浴びて、マダニが付着していないか確認。

髪の生え際、耳の後ろ、脇、股など、見逃しやすい部分も入念に。

 

 

ご参考になれば幸いです。

 

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