今日は気になる医療ニュースをシェアしたいと思います。
私も犬を飼っているので気になりました。
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ネコ、イヌから感染12件 高致死率のマダニウイルス 死亡例も、専門家警戒
2021年08月03日(火) 15:00 配信 共同通信社 医療
ネコやイヌなどのペットから人に致死率の高い感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」がうつった例が少なくとも12件確認され、うち1件は死亡していたことが3日、国立感染症研究所などの調査で分かった。
原因ウイルスを保有するマダニに刺されたペットがまず感染し、さらに人に広がったとみられる。
SFTSに感染したネコの事例は300件超に上ることも判明した。
SFTSは致死率が6~30%と高いことで知られ、西日本から徐々に東日本へと確認地域が広がっている。
感染研の前田健(まえだ・けん)・獣医科学部長は「SFTSの発生のうち、数%が動物から人への感染である可能性がある」と警戒を呼び掛けている。
感染研や日本医療研究開発機構の研究班はネコやイヌの感染状況を調査。
2017年から21年までに、ネコやイヌから飼い主や獣医師などへの感染を12件確認した。
ネコからが11件でイヌは1件だった。
感染者の大半は回復したが、1人の死亡が報告されている。
このほかにも16年に西日本で野良猫から女性が感染し、死亡したとみられる事例が発生している。
そのため実数はさらに多いと考えられる。
ペットの発症は今年3月時点でネコ328件、イヌ13件を確認。
地域別では長崎や鹿児島で60件を超えており、西日本を中心に報告された。ただ静岡でもネコ4件、イヌ1件の事例が出ており、動物の感染は東日本にも広がっている可能性がある。
ペットからは、人がかまれたり、唾液やふんに触れたりしてうつる。
ペットの致死率はイヌで50%、ネコは60~70%に上る。
主な感染源はマダニで、ネコ同士ではけんかで感染することもある。
前田部長は「マダニ対策を年中することに加え、流行地域ではできればネコを室内飼いにするなど、十分注意してほしい」としている。
※重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
SFTSウイルスが引き起こす感染症。
主な症状は発熱や下痢などの消化器症状、全身の倦怠(けんたい)感がある。
有効な治療薬はなく、重症化すると死亡することもある。
国内での年間の感染者は60~100人程度で、西日本が中心だが千葉など東日本でも報告がある。
主に森林や草むら、畑など屋外でマダニにかまれることで感染する。
動物へも感染し、イヌやネコのほか、野生のシカやアライグマも確認されている。
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私もラブを連れて緑豊かな屋外に行くので注意しないといけないなぁと思いました。
犬よりも猫の方が多いのですね。
野良猫も病気を持っていることがあるから要注意ですね。
小さい頃、野良猫を家に持って帰って祖母に叱られ、「捨ててきなさい!」と言われて泣きながら仔猫を捨てに行ったことがあったなぁ。
マダニ対策を年中しろと言われても、具体的に何をどうすればいいのか
こちらのサイトに詳しく書いてありますので是非参考にしてください
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