1年以上ぶりに友人から連絡がありました。
それまではちょこちょこ犬を連れて一緒にドッグカフェにお出かけしていたのですが、WCHJapanの副代表に就任してから、ほぼすべての日曜日が講演などのイベントで埋まり、出かけることがなくなりました。
きっとみんな今まで通り楽しくお出かけしているのだろうなぁ・・・と思っていたら、ワクチンを接種してから体調が悪く、意識消失して倒れ2回も救急搬送されたと言うのです。
私がワクチンに関する情報発信をしているのを見て連絡を取ってきたのでした。
出かけられる状況ではなく仕事も休んでいると・・・。
是非会いたいと言われ1年以上ぶりに会いました。
ゲッソリ痩せて別人になっていました。
椅子から立ち上がるのも支えがないと危うい。
ちょっとした段差も支えがないと昇れません。
歩くときもフラフラして危なっかしい・・・。
そして認知機能も低下しているのか何度も同じことを聞いたり繰り返し言う。
まだ40代なのに
ワクチンは5回接種。
職場で打つように言われて接種。
ご主人は2回でやめたそうです。
ワクチンを接種した翌日、明らかに様子がおかしかったともう一人の友人(非接種)が話していました。
自宅で倒れ救急搬送された時、救急隊員から「コロナワクチン、いつ打ちましたか」と尋ねられたそうです。
そこでご主人はコロナワクチンとの関連を疑うようになったと。
ワクチン後遺症だろうということで後遺症外来をやっている大学病院を受診。
CT、MRIから脳波に至るまで様々な検査を一通り受けるも特に異常なし。
後遺症治療で出された薬は抗てんかん薬でした。
なんで
てんかんと診断されてないのに
服用しても症状は変わらず。
結局、服用を中止。
体のだるさや歩行障害、手の震え・しびれが続いていたところに私に連絡が。
私が診ている患者さんと同じ典型的なワクチン後遺症の症状でした。
水蛭五味除去散とイベルメクチンを渡しました。
試しに2週間飲んでみて・・・と。
そうしたら・・・
症状が改善。
とても楽になったと。
わざわざ連絡がありました。
とても感謝されました。
薬を継続することに。
1ヶ月後、会った時には別人かと思うくらい元気になっていました。
普通に歩ける、手のしびれもなし。
認知症のような症状は無くなっていましたが、前回会った時のことを覚えていませんでした。
顔色もよく覇気があります。
ご主人がすごく喜んでくださったのも嬉しかった。
きっとそばで心配だったでしょう。
ワクチン後遺症の治療は患者さんによって処方を変えることもあるのですが、まずはイベルメクチンと水蛭五味除去散を2週間出しています。
これで効果なければ次の治療を考えるのですが、幸いなことに8割以上の患者さんで改善が見られているので、診療所ではファーストチョイスとなっています。
また2週間では効果を感じなかったけれど、1ヶ月過ぎた頃から改善し始めたという患者さんもおられるので、服用期間や服用量についても個々のケースで症状を見ながら決めています。
もちろんベースになるのが栄養療法です。
ビタミンDだけは正常値だった人を知らないので必ず出しています。
基本となる栄養素は
・マルチビタミン&ミネラル
・ビタミンD
・ビタミンC
・亜鉛
これに加えて症状や栄養素が明らかに不足している人に出しているのが
・ビタミンB群
・マグネシウム
「ワクチン鬱」「ワクチン認知症」や集中力・思考力低下にはミエリン再生サプリも出しています。
ワクチン後遺症治療はサプリなどに費用がかかるので、患者さんと相談しながら処方を決めています。
水素ガス吸入もオススメですが毎日吸入してほしいので自宅で吸える簡易型水素ガス吸入機を購入して頂いています。
診療所では定価の1万円引きで販売していますが、それでも高いです。
ワクチン後遺症治療にはお金がかかるので、保険診療で一通りの検査や治療をまず受けて下さい。
それで治って何も困ったことがないのであれば、わざわざうちの診療所や自由診療の治療を受けられる必要はないと思います。
肛門診療に関してもずっとそういう姿勢でやってきました。
まずは保険診療の施設で標準治療を受けて頂いて、それで治って何も困ったことがないのであれば、うちの施設のような自由診療の肛門科を受診する必要はありません。
ただ治療の考え方や治療の方法が随分違うので、その考えに共感されたのであれば来て頂いて構いません。
私の友人は大学病院で検査と治療を一通り受けても全く改善せず困って私に相談をしてきました。
幸いなことに治療が劇的に効いて別人かというくらい元気になりましたが、全員がそうではありません。
また2週間で結果が出る人ばかりでもありません。
ワクチン後遺症は最低3ヶ月はみていただいています。
2週間でダメだったからって、もうダメだ・・・というわけではありません。
あれをやってもダメ
これを試したけど効かない
そうやってあっちこっち行って治療を変えていると良くなっていない患者さんも多いです。
だからまずはどっぷり一つの施設で最低3ヶ月から半年くらいは頑張って見て下さい。
ゆっくり時間をかけて良くなっていくケースも多いです。
あれがいい、これがいいに飛びつかず腰を据えて治療に取り組んで頂きたいです。
またあちこちの医療機関を掛け持ちで治療をするというのもオススメしません。
先生によって治療方針が違ってぶつかることもあるからです。
だからつまみ食いもやめましょう。
それをやっているから「何をやってもうまくいかない」サイクルに入り込んでいるのかもしれません。
心が折れそうになることも多いでしょう。
だからこそ信頼できる先生と出会って下さいね。
最終的には医者を信じられるかどうかだと思うのです。
少しでも良くなることをお祈りします。
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