ワクチン接種後の帯状疱疹は予防接種健康被害救済制度でも認定されていますし、臨床現場でも多く報告されています。
帯状疱疹は人からうつされて発症するものではなく、元々、自分の体の中に棲み着いていたヘルペスウイルスが活性化することで発症します。
こういうのを回帰発症と言います。
ヘルペスウイルスには8種類あって、その中で帯状疱疹を引き起こすヘルペスウイルスはヘルペスウイルス3型。
こちらに詳しい解説をしてあるので是非読んで下さい↓
一度でもヘルペスウイルスに感染すると、治ったあともウイルスはずっと体の中に棲み続けます。
健康で免疫が正常に保たれていればヘルペスウイルスは静かに潜んでいて何も悪さをしません。
ところが免疫が落ちると活性化されて皮疹を生じます。
だからヘルペスや帯状疱疹になっているということは免疫が落ちているサイン。
「ヘルペスウイルスは命の番人」と呼ばれるゆえんです。
だから免疫をしっかり保っていれば大丈夫。
ところが・・・帯状疱疹のワクチンが登場。
まさしくコロナワクチン接種後に帯状疱疹が激増した時期でした。
まるでマッチポンプのようだと思いましたが・・・。
自分の中に棲み着いているウイルスを、どうやってワクチンで予防するのでしょう
とても不思議なワクチンです。
ところが・・・この帯状疱疹のワクチンが来年から定期接種化されるようです。
医師サイトに掲載されていた医療ニュースをご紹介。
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帯状疱疹、定期接種化 来春から65歳以上 厚労省方針
2024年12月7日 (土)毎日新聞社
ウイルスがもとで発疹や痛みが生じる帯状疱疹(ほうしん)のワクチンについて、厚生労働省は来年4月から高齢者を対象に、定期接種化する最終調整に入った。
65歳以降、5歳刻みで接種を受けられるようにする。
接種費用の一部を公費負担とし、自己負担の軽減を図る。
帯状疱疹ワクチンはこれまで、全額自己負担となる任意接種扱い。
決められた回数の接種を受けると、4万~1万円ほどかかる。
独自に助成をする自治体が増えているが、地域格差が指摘されていた。
厚労省は、高齢者が対象のインフルエンザや新型コロナのワクチンなどと同じ、予防接種法に基づく定期接種のうちB類と呼ばれる区分に位置づける方針。
専門家による議論を経て、来年度予算案に関連経費を盛り込む。
帯状疱疹は、水ぼうそうにかかった後、体の中に潜伏を続けるウイルスが原因となる。
加齢や疲労などによる免疫力の低下で発症する。
発症する人の割合は、50代から高くなり、70代でピークになる。
主な症状は皮膚の痛みや発疹、水ぶくれ。
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帯状疱疹のワクチンって接種費用が高いので受ける人も少なかったようです。
それを公費で負担しようということですが、これって聞こえはいいですが私たちが払った税金が使われると言うこと。
つまり税金化ですね。
全額ではないにしても、こういったところにお金を使う。
一体誰が得をするのか?
製薬会社です。
税金を使って国から買ってもらえるわけですから。
こうして限られた医療の財源が働き盛りの若い人のためではなく年金をもらっている世代のために使われる。
打ちたい人は自費で打てばいいと思いますよ。
税金を払っている世代のためにもっと使って頂きたい。
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