口腔内の歯周病菌を殺菌してくれる洗口液についてだいぶ前にブログで採りあげました。
「歯垢」「バイオフィルム」「歯石」について知らない方は是非この記事↑を読んで下さい。
「歯垢」は食後8時間くらいでできるので、食後の歯磨きは大切ですね。
この「歯垢」が口腔内に長時間とどまって膜のようになったものがバイオフィルム。
歯垢は歯磨きで取り除くことができますが、バイオフィルムは取り除けません。
このバイオフィルムの中には歯周病や虫歯を引き起こす菌がいっぱい。
ところがこのバイオフィルム、歯磨きでは取り除くことができないどころか、市販のうがい薬や薬品は効きません。
プラークコントロールを謳っている商品もありますが、このバイオフィルム剥がしはできていない。
バイオフィルムを放置すると歯周ポケットが深くなり、そこに菌が増殖。
歯周病になるだけでなく口臭の原因に。
歯科医院で細菌検査をして、是非とも自分の口腔内細菌を見て下さい。
私は自分の口腔内に生息している細菌がウジョウジョいることに衝撃を受けました
バイオフィルムを剥がしてあげないと、いくら正しく歯磨きができていても菌は減らない。
菌はバイオフィルムの中でぬくぬくと育ち増殖する。
バイオフィルムが形成されると、どんなに素晴らしい歯磨き粉を使っても菌を取り除くことは不可能。
と歯科衛生士さんが教えてくれました。
しかも歯周病や虫歯の原因となる悪い細菌が多かったのでこれは何とかせねば・・・ということで起床直後と夜に洗口液で歯磨きをするようにしました。
そうしたところ・・・
2週間後に検査してもらったら劇的に菌の量が減っていました
これは犬とて同じこと。
診療所のセラピードッグ「ラブ」は12歳。
体は元気でピンピンしていますが、歯磨きの時に口臭がひどいので気になっていました。
ぐらぐらしている歯も数本・・・
年齢が年齢だし仕方ないか・・・
と思っていたのですが、獣医さんに「歯を抜かないと健康な歯までダメになってしまう」と言われ治療を迷っていました。
そこで、診療所のセラピードッグ「ラブ」にもこの洗口液を使ってみました。
見えている歯の部分よりも歯の根っこの部分をしっかりとブラッシング。
洗口液を歯ブラシにつけながら歯周ポケットの中に洗口液が入るようにして丁寧に全ての歯を磨きました。
そうしたら・・・
全く口臭がなくなりました。
それどころかぐらぐらして抜けそうになっていた歯がしっかりとしてきたのです
これにはビックリ。
犬も麻酔をかけて歯のクリーニングをして、歯石を取って「歯そのもの」をキレイにすることはできますが、歯が生えている土台の部分のケアを日頃からちゃんとしないと、見えている歯の部分だけキレイにしても根本的な治療になってないということを知りました。
犬の歯磨きはなかなか大変ですが、健康にかかわる大事な部分なのでしっかりと習慣にしたいと思います。
犬の口臭や口腔内の悩みがある方は是非とも洗口液を試してみて下さい
もちろんご自分の口腔ケアも続けて下さいね
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