ボーンブロスには抗炎症作用がある?! | みのり先生の診察室

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栄養療法の記事を見ていたら面白い論文がありましたのでご紹介。

 

論文はコチラ↓

 

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC8618064/?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=&utm_term=2024-08-27

 

 

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潰瘍性大腸炎モデルマウスにおけるボーンブロスの抗炎症作用の解析


【背景と目的】
栄養不足は、潰瘍性大腸炎(UC)などの消化器疾患発症の主な誘因のひとつである。そこで、本研究の目的は、2, 4, 6-トリニトロベンゼンスルホン酸(TNBS)および酢酸(AcOH)の直腸内投与によって誘発されたUCのマウスモデルにおいて、ボーンブロス(BB)に含まれる栄養素を決定し、その抗炎症特性を評価することにあった。BBはウシの大腿骨から調製し、蒸留水で100±2℃、8時間加熱した。

【材料と方法】
BALB/cマウスにUCを誘発する10日前からBBを自由摂取させた。大腸サンプルを採取し、組織学的解析とqPCRによるサイトカイン発現量の測定を行った。

 

【結果】
BBの主な栄養成分はアミノ酸(AA)であり、その54.56%が必須AAであった。UCモデルマウスにBBを予防的に投与すると、組織学的損傷が減少し、IL-1β(61.12%)、IL-6(94.70%)、TNF-α(68.88%)の発現が減少し、INF-γ(177.06%)、IL-4(541.36%)、IL-10(531.97%)の発現が増加した。

 



【結論】
この研究により、BBには抗炎症作用があり、その摂取によりUCの症状を軽減できることが示された。


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これは動物実験での結果ですが、ボーンブロスが腸の組織学的損傷を減少し、炎症を抑えるサイトカインを増加させることが分かりました。

 

タンパク質の摂取にオススメしてきたボーンブロス。

 

これは腸の炎症を抑えるのにも役立つ。

 

 

栄養療法で通院されている患者さんの中には、しんどくて食べられない、食べるとすぐに胃もたれする、少食で痩せていくという人がおられます。

 

そういう人にオススメしているのがタンパク源としてのボーンブロス。

 

こちらはタンパク質ではなくアミノ酸になっているので即吸収される。

 

 

 

 

だから食べられない人にもオススメの食材なんです。

 

 

よくプロテインサプリを飲んでいる人をみかけますが、私は人工物で採るよりもタンパク質は食事で採って欲しいと考え、プロテインサプリは扱っていません。

 

良質な食事に勝る栄養なし

 

だと思っているので患者さんにもボーンブロスをオススメしています。

 

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どちらもコラーゲンたっぷりです。

 

 

 

潰瘍性大腸炎など腸に炎症がある人にも摂ってほしいボーンブロス。

 

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