乾燥やシワの悩みは年齢関係なく相談を受けます。
30代でも乾燥による小ジワが目立って気にされている女性も多いです。
乾燥とシワの原因で一番多いのが皮脂膜を落とすような洗顔をしていることです。
皮膚の表面を覆っている天然の脂「皮脂膜」。
これがあるから肌内部の水分が蒸発せずにすんでいます。
肌内部の水分をしっかり保つことがシワを目立たなくさせるコツ。
だから洗顔料の見直しをオススメしています。
今まで患者さんを診察してきて乾燥の原因になっている洗顔料は
固形石鹸
オイルクレンジング
この2つが圧倒的に多いです。
固形石鹸は界面活性剤を使っていないということで自然派の女性が使っていることが多いのですが、皮脂を落としすぎてしまうという欠点があります。
私も今までありとあらゆる固形石鹸を自分の肌で試してきましたが、皮膚科で患者さんに出しているアトピー用の固形石鹸を含め、脱脂力が強いという結論に至りました。
それからは私は固形石鹸を一切使っていません。
診療所で患者さんに出しているのはフェースのクレンジングジェル、泥洗顔と水のチカラ「生きているクレンジング液」です。
両方使っている患者さんもおられますし、どちらか一つという患者さんもいます。
使用感と合う合わないで決めてもらっています。
あと洗顔の仕方も大きく影響します。
ゴシゴシと皮膚をこすって洗わない。
これ、オシリと同じです。
洗顔方法も見直してみて下さい。
それだけで乾燥しなくなる人も多いです。
洗顔もバッチリ・・・なのに乾燥するという人はセラミドが不足しているのかもしれません。
セラミドとは、角質層に存在する潤い成分で、細胞と細胞の間にある水分を抱え込んで逃さないよう保持する働きを持っています。
潤い成分として注目されることが多いですが、実は細胞の増殖や分化にも関わっていることが分かっています。
バリア機能とも関係の深い細胞間脂質のうち、約半分以上をこのセラミドが占めています。
セラミドは肌のターンオーバーの過程で生成されます。
ターンオーバーのサイクルは、20代では約28日周期といわれていますが、加齢と共に新陳代謝が衰えていき、周期は徐々に長くなります。
ターンオーバーのサイクルが長くなると、加齢とともに、その過程で生成されるセラミドも減少していってしまう
当然、「セラミドを生み出す力そのもの」も衰えていきます。
セラミドは年齢を重ねるほどに減少。
50代では20代の約半分にまで減少してしまうといわれています。
セラミドが不足した細胞間脂質はスカスカになり、肌のバリア機能が低下して肌が乾燥しやすくなり、シワもできやすくなる
だから年齢を重ねるにつれてスキンケアでセラミドを補うことが大切になってくるのです。
化粧品に配合されるセラミドは、原料により大きく4種類に分かれます。
哺乳類由来の「動物性セラミド」、
酵母などから作る、人のセラミド構造に似た「ヒト型セラミド」、
米など植物が由来の「植物性セラミド」、
セラミドに似せて石油から化学合成した「合成セラミド(疑似セラミドともいう)」です。
その中で皮膚への浸透性がよく高い保湿効果が期待できるのが「ヒト型セラミド」。
ただ原材料の価格はやや高め
私が作ったアスタキサンチンジェルには、このヒト型セラミドが入っています。
だから「乾燥しなくなった」「シワが目立たなくなった」と言われるゆえん。
乾燥するとシワが目立ちます。
乾燥じわは保湿することでかなり目立たなくできます。
いろんなケアをやっても乾燥するという方はセラミドを補ってみてもいいかもしれません。
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