痔って便秘の人がなるもの
だから毎日出てる私は大丈夫
そんな風に思っている人が多いでしょう。
実際、私の外来に来られる患者さんのほとんどがそうでした。
ところが痔や肛門のトラブルで受診される患者さんの8割以上は毎日排便がある人でした。
中には1日3回、食事のたびに便が出るという快便自慢の患者さんも少なくない。
便秘なんてしたことありません
と言われる患者さんがいかに多いことか。
だったらなんで痔になったのよ
皮膚科医から肛門科医に転身した頃の私は肛門の教科書や論文、従来の言説を信じて家系や遺伝、体質だと信じてました。
出産歴のある女性が痔になっているのは出産が原因だと思っていました。
そこに登場したのが師匠の増田先生です。
出口の便秘(直腸便秘)について教えてもらった時の衝撃は今でも忘れません。
便出さんと治らんで
と。
10年近く増田先生の診察や手術を通してたくさんのことを学ばせてもらいました。
肛門科医としての私は増田先生によって作られたと言っても過言ではありません。
それからの私は出口の便秘について受診される患者さんに伝え、ブログでも発信するようになりました。
このブログが出版プロデューサーの目にとまり念願叶って本を出しました。
衝撃的なタイトルと内容が大ウケして10刷、3万部を超えるベストセラーとなりました。
出版してから3年以上経ちましたが色々なメディアで採り上げて頂いております。
今回、女性誌「Oggi」に採りあげられましたのでご紹介します。
記事は連載となります。
今回が第1回。
出口の便秘について解説しておりますので是非お読み下さい。
毎日排便があってもスッキリ排泄できずに中に便が残っていたら便秘です。
それを「出残り便秘」と呼んでいます。
これがひどくなると肛門が「便の通り道」ではなく「便を溜める場所」になって、出口に便があるのが当たり前の状態になります。
便が溜まっているのが分からない
便が溜まっているのに便意もない
肛門が鈍感になっているので「鈍感便秘」と呼んでいます。
出残り便秘がひどくなると鈍感便秘に進行する。
そうやって肛門に便を溜めて生きてきた人が痔になります。
ちゃんと出している人は痔になりません。
それが痔になる人とならない人の違い。
だから肛門に残っている、溜まっている便を出さなければ痔は治りません。
手術で治してもまた痔になります。
そんな患者さんを27年間たくさん診てきました。
だから診療現場から肛門にまつわる真実を発信したい。
そう思って始めたブログです。
最近はワクチンの話ばっかりになってますが、もともと肛門ブログなんですよ
ワクチンの事で私の存在を知った人も多いと思いますが、私を通して肛門に興味を持ってもらえると嬉しいです
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