先日ご紹介した低糖質麺。
私は機能性低血糖症があるので炭水化物メインの食事を摂ると、その5時間後くらいに低血糖発作が出ます。
だから大好きなパスタも工夫が必要。
以前はグルテンフリー麺として米粉麺を買っていたのですが、炭水化物だから血糖を急激にあげてしまいます。
そこでパスタも今はこの低糖質麺で作っています。
罪悪感なく食べられる
ローカロリーだから太らない
色々なパスタソースで試しましたが、どんな味とも合いました。
この低糖質麺、実は癌の治療から生まれたものだったのです。
以下、作った女性から頂いたメールをご本人の承諾を得て一部抜粋しました。
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実は私、卵巣癌の手術をし、その時に自分でできる事はないか？といろいろ調べて、断糖+超高濃度ビタミンC点滴を続けていました。
病院に行った時には既にステージⅢで、傍大動脈への転移もあったりして、本当に死ぬのではないか？と思ったのですが、子宮と卵巣はとりましたが、術後1か月で職場復帰、2か月でゴルフにも復帰し、今のところ、これといった副作用もなく暮らせています。
で、その時困ったのが、糖質制限中の主食でした。
最初のうちは命がかかっていると思って、毎日肉・魚・卵・豆腐で暮らせるのですが、その繰り返しに飽きてしまうと【食べる物がない！】となってしまい、その経験から大豆麺を作りました。
自分でできる事はないか？と入院中にAmazonで本を買いあさり、Youtubeを見て実行したのが、糖質制限と超高濃度ビタミンC点滴でした。
しかし、病院食はご飯もりもり。
そしてとにかくまずい。
栄養士さんに「糖質はがんの栄養素だと書いてあるのに、なぜご飯を出すの？」と聞きましたが、栄養士さんは、は？？という感じ。
担当の医師は、糖質制限などする必要などない。と。
そこで、抗がん剤が始まる前に一度退院をし、抗がん剤前から糖質制限と点滴を始めました。
そのおかげかどうかわかりませんが、足の指の先端が少ししびれた程度で、 吐き気などの辛い副作用一切なし。
髪の毛は抜けましたが。
そして、近所の老人リハビリ病院に事情を話し、術後1か月から週2日の筋トレをお願いした結果、退院時には55kgあった体重が、筋トレと糖質制限で2か月位で47キロまで落ち、どう見ても一緒に抗がん剤をやっていた方々より元気だったと思います。
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このお話を聞いてビックリしました。
とてもそんな大病をされたとは思えないくらい健康そうだったから。
ご自身の体験から生まれた低糖質麺だったのですね。
なるほど納得です。
グルテンフリー麺は米粉麺が多く、私もずっと米粉麺を使ってきました。
低血糖発作を起こさないために、炭水化物は食事の一番最後に食べるようにしているのですが、パスタはそうもいきません。
具だけ先に食べて麺を最後に食べるなんてことできませんから
だからこの低糖質麺は助かりました。
ただ単にグルテンフリーというだけじゃダメなんです。
低糖質で血糖を急激にあげない麺。
しかも色々な料理に合います。
この女性が言っておられますが病院食の栄養学的バランスの悪いこと
主人が入院した時にも全く同じことを感じました。
主人は「栄養つけなアカン病人にこんな食事出すんや」と苦笑いしてました。
しかも食事の量が少ない
私が見ても「えっ？これだけ？私でも足りへんわ」と思ったくらい。
で、食事が足りないことを伝えると･･･
なんと、おかずはそのままでご飯（白米）だけが増やされ、大盛りで運ばれてきました
「うわー、炭水化物ばっかりやん。これ、癌の人とか可愛そうやなぁ」
と主人が申しておりました。。。
厳しすぎる糖質制限には私は反対ですが、緩やかな糖質制限は血糖をの乱高下をなくし体が安定します。
グルテンフリー生活にチャレンジする中で一番つらいのが麺類を食べられないこと･･･と言われる患者さんも多いです。
私もその一人でしたが、今ではこの低糖質麺を白米代わりに食べたりしています。
納豆にも合うので本当に便利
自分と同じような病気で苦しむ人の食事を美味しくしたいという思いから生まれた低糖質麺。
ご本人のお話を伺ってちょっと感動しました。
今は医療機関を中心にこの低糖質麺を広める活動をされています。
病気で療養中の方にオススメです⬇
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