コレステロール値を下げる高脂血症の薬を服用している患者さんが増えてきました。
関連があるかどうか分かりませんが、ワクチン接種後の患者さんで多発しています。
今まで検査で何も異常がなかったのに急にコレステロール値が上がって薬を出された
と言われます。
中には正常値よりわずかに高いだけなのに処方されている患者さんもおられました。
高脂血症薬の中でもメジャーなのがスタチン剤です。
副作用については意外と知らない人が多い。
減薬に取り組んでいるお医者さんが口を揃えて「真っ先に減らす候補になる」と指摘するのが、コレステロールを下げる薬であるスタチンです。(和田秀樹医師/プレジデント2023年6月2日号)… https://t.co/b05wg2qb3d pic.twitter.com/PJArSz7vQ0
— 🍿キノシタ薬品 (@kinoshitayakuhi) June 25, 2023
この薬剤はコレステロールを生成する過程をブロックするのですが、これをブロックするとコエンザイムQ10も作られなくなってしまいます。
コレステロールを生成する経路と、コエンザイムQ10を生成する経路が途中まで同じなんです。
だからコレステロールを下げようとするとコエンザイムQ10まで下がってしまう。
コエンザイムQ10は以前ブログで解説したように、ミトコンドリアで作られたエネルギーを取り出すのに必須の物質。
これがないとせっかく作られたエネルギーを利用できません。
例えて言うなら発電所で電気を作っても、それを家庭まで届けられず停電が続いているようなもの。
これが減るとエネルギー不足になるため
疲れやすい
休んでもなかなか疲れが取れない
体がだるい
ちょっと動くとしんどくなる
と言った症状が出現します。
実際、飲み始めた患者さんに尋ねると
やっぱり
このクスリを飲み始めてから
すごく体がだるくて
寝ても寝ても疲れが取れず
おかしいなぁと思ってたんです
と言われます。
また精神科の先生によると、スタチン剤はうつ病を誘発しやすいとも。
確かに精神科に通院歴のある患者さんの服用歴を確かめると、スタチン剤が入っている率が高い。
あまりにも調子が悪いから自己判断で服用を中止した患者さんもおられます。
中止すると元通り元気になったという報告も多いです。
高脂血症による病気のリスクと、スタチン剤による副作用のリスクと、どっちをとるかは医師の判断もありますが、患者さんご自身の判断も大切でしょう。
高脂血症を放置して動脈硬化が進み心臓や脳の血管障害が起こると、放置した医師の責任にされかねないので、検査して基準値よりも高いと薬を処方するのが通例です。
だから医師側もガイドラインに則って処方している方が無難、安全という側面もありますし、当然、処方すれば患者さんは必ず毎月薬を取りに来られますからリピートによる収入源ともなります。
つまり医師にとっては処方しないリスクよりも処方するメリットの方が大きいわけです。
医師から処方された薬を服用するかどうかは当然、患者さんの自由です。
そしてその選択には「自己責任」を伴います。
ご自身でよくお考えになった上で決めて下さい。
医療は本来、一人一人の患者さんによってオーダーメイドであるはずなのに、治療ガイドラインという規則に則って治療が決められているのが現状。
それが保険診療のルールであり、ルールから外れたことをするからにはリスクと責任を負うことになります。
当然「保険外治療」ゆえ普通の医師は嫌がるでしょう。
ワクチンを含め自分の体や健康に関わることは患者サイドでもよく調べ、自分の頭で考え、自分で選ぶことが大切だと思います。
スタチン剤を服用している方は副作用やリスクについて知って頂きたいと思います。
ちなみに診療所の患者さんにはスタチン剤の副作用やリスクをお伝えしてご本人に選んで頂いています。
そして服用される方にはコエンザイムQ10は必須なので処方しています。
無いものを補わなければエネルギー不足になってしまうので。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
犬も人間と同じで
高脂血症や糖尿病があります
ラブは異常なしでした

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