ワクチン接種が始まってから、接種者にみられる様々な異常を現場で体験しています。
稀にしか見ることのない肛門の帯状疱疹。
肛門にできる帯状疱疹は免疫力が相当低下している証拠。
だからこれを見つけたら悪性腫瘍を含めた全身検索をしろと皮膚科医時代に教わった。
皮膚科医から肛門科医に転身して25年。
その25年で1例しか診たことがなかった肛門の帯状疱疹を、ワクチン接種後に10例くらい経験した。
それだけではありません。
ワクチン接種が始まった2021年。
接種後に肛門が化膿する肛門周囲膿瘍の激増もありました。
年間1500〜2000人くらいしか診ていない自由診療の肛門科ですら、週に一人は肛門が化膿して緊急で受診する患者さんがおられました。
通常の10倍以上でした。
この現象はワクチン接種が始まる度にみられました。
ワクチン接種後1ヶ月くらいの患者さんが多かったです。
そして最近は便通異常の患者さんが多く訪れるようになりました。
時間差ワクチン後遺症とでも言いましょうか。
ワクチンを接種した直後の患者さんではありません。
接種してから数ヶ月、人によっては1年以上経っています。
症状は軟便・下痢便・頻便です。
以前は形のある普通の便が出ていたのに、ワクチンを接種してから軟便・下痢便が出るようになり、患者さんによっては便の回数が増えて困っておられました。
先日来られた患者さんは1日15回も便が出ます。
下痢特有のお腹の痛みはありません。
ただただ何度も便が出るのです。
出る度にオシリを拭くので、拭きすぎでヒリヒリ痛いという訴えで来られたのですが、15回もトイレに行っていたら肛門の皮膚も荒れてしまいます
腸に問題があるのかな・・・と思い、胃腸科を受診。
大腸内視鏡検査や胃カメラをしても異常なし。
過敏性腸症候群と診断されました。
そして内服薬で治療。
だけど全く何も症状は変わりません。
先生も首をかしげ最後には大学病院を紹介されているケースも・・・。
大学病院を受診してCTやMRIなど、ありとあらゆる検査をするも何も異常が見つからない。
結局、多くの患者さんが「過敏性腸症候群」「自律神経失調症」「心因性」「精神的なもの」と診断され、漫然とコロネルやポリフル、漢方薬が出される。
飲んでも全く症状が改善しないため、出残り便秘ではないかと思い私の外来を受診されたのでした。
患者さん自身が
「症状が始まったのがワクチン接種後からなんです。だからもしかして・・・と薄々思ってたんですけど、どこの医療機関を受診してもワクチンのことなんて全く指摘されないし、先生には言い出せなかったんです。でも逆に一般的な治療をして全く治らないから、これはワクチンのせいだと確信しました。」
と言われました。
ある意味、除外診断ができているので、こちらも治療に取り組みやすいです。
ワクチン後遺症として治療ができます。
ワクチン接種後に起きる様々な現象を、全てワクチン後遺症と決めつけることは危険です。
なぜなら潜んでいる大きな疾患を見逃す可能性があるからです。
だからワクチン後遺症を疑った場合でも、まずは医療機関を受診して一般的な検査を受けてほしい。
それで何も異常が見つからなければワクチンを考える。
そういう順序で治療をお勧めしています。
その方が私たちも安心して治療ができる。
患者さんにとったら「たらい回しにされた」と感じるかもしれませんが、大きな病気を見逃さないために一般的な検査及び治療は必要な過程だと考えています。
最近、うちの診療所で急増しているワクチン接種者の軟便・下痢便・頻便をどうやって治療しているのかは後日またブログで書こうと思います。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
ご飯まだかなー
ハウスで待っている間に
眠くなってきた
お願い
ブログに関するお問い合わせを、お電話で頂くことが増えてきているのですが、患者さんからの電話が繋がりにくくなって困っております。
患者さん以外の方からの電話でのお問い合わせはご遠慮願います。
大変申し訳ないのですが、ブログの内容に関するお問い合わせやご質問は、診療所のホームページにあるお問い合わせフォームからお願い致します。
尚、お問い合わせメールも多いため、お返事に時間を頂戴することがございます。
メールで返信するより、お電話するほうが早い質問もありますので、必ず電話番号も記載して頂くようお願い致します
診療所のお問い合わせフォームはコチラです↓
診療所の患者さんへ
今週の土曜日はビストロヒマワリのお弁当の配達があります。
欲しい方は前日金曜日の16時までにお電話でお申し込み下さいね
06-6941-0919
メニューはコチラから↓
コロナ後遺症、ワクチン後遺症、イベルメクチンに関するお問い合わせはコチラへお願いします↓
コロナ関連・ワクチン後遺症について
コチラからお問い合わせ頂いても構いません。
お問い合わせの際は「ブログを見た」とお伝え下さい。
患者さんのリクエストで復活させた
化粧品と発酵素するりの記事は
コチラ
便通・腸を整えて美肌を目指す 元皮膚科・現役肛門科の女医が教えるキレイ術
2020年12月25日に出版し、おかげさまで9刷目となり累計発行部数が3万部を超えるベストセラーになりました
オシリを洗っている全ての人に届けたい。
お読み頂けると幸いです。
公式LINEでも情報発信中