ワクチンを接種した女性は定期的な婦人科検診を | みのり先生の診察室

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先日、私と一緒にイベルメクチンのスペースに出演された池澤孝夫先生と有志医師の会ミーティングのあと、井上正康先生や福田克彦先生も交え色々とお話をしていました。

 

そこで池澤先生からお聞きした内容が衝撃で、これは私のブログで掲載させて頂き、ワクチン接種した女性に警鐘を鳴らしたいと思い、先生の承諾を得てブログで記事にさせて頂く事になりました。

 

池澤先生のTwitterから引用させて頂きます。

 

Twitterをされている方は是非先生のtweetをご覧下さい↓

 

 

すごく専門的でスレッドが長いのでコピペさせて頂きます。

 

正常の月経が起こる仕組みについては先生のtweetをご覧下さい↑

 

ワクチン接種後の月経異常についての部分を抜き出します↓

 

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ワクチン接種後に起こる月経異常や異常子宮出血の原因としては以下の2つのいずれか、または両方の原因で起こっていると考えられます。
 

①ホルモン異常
②子宮内膜の異常剥離


問診や血液検査所見、エコ-検査での子宮や卵巣の所見からワクチンが原因と考えられた症例の多くはホルモン剤で止血することが多く、その場合は①によるものと考えていいでしょう。

またホルモン剤で止血しなければ②の原因を考えますが、E2(卵胞ホルモン)の数値が高い状態での異常出血はホルモン剤で止血しないことがあります。

ワクチンが原因でなくてもホルモン異常で大出血が起こることもあります。その場合は無排卵状態で出血が始まった場合です。

少しむつかしくなりますが、以下のような機序が考えられます。


ホルモンが原因の場合,排卵は起こらないか,またはまれである。 

 

無排卵周期では,黄体が形成されず,そのため プロゲステロン の正常な周期的分泌が生じない。 (続く)


プロゲステロン がない状態では, エストロゲン により子宮内膜は増殖し続け,最終的には血液供給を上回る。 

 

子宮内膜はその後,不完全に,不規則に脱落および出血し,ときとして多量出血や長期出血を起こす」


ワクチン接種が開始される以前でも上記のような異常出血を起こして来院される患者さんはいました。

 

しかし、多くの場合、無排卵で引き起こされることが多いのでエコ-所見としては卵巣に排卵できなかった嚢胞を見ることが多かったのですが、ワクチンによるホルモン異常では嚢胞がほとんど見えません。


つまり、ワクチンの成分が何らかの機序で卵巣内にある卵胞細胞に働きかけ無秩序にエストロゲンを放出させた可能性が考えられます。

 

普通は脳下垂体方放出されるFSHによって卵子が成熟する過程で徐々にエストロゲンレベルが上昇していきますが、そのシステムがワクチンの成分によって妨害されたのです。


次に閉経後の方がワクチン接種後に月経のような出血が起こる理由について考えてみましょう。

 

「原始卵胞は生まれる前、まだ女の子がお母さんのおなかの中にいるときに500~700万個に一度だけ増えます。(続く)


生まれた時には既にその原始卵胞は約200万個にまで減っており、初経時にはさらに減少し約30万個になります。

 

毎月一個ずつ卵子は排卵されるのではなく、1ヶ月に約1000個の割合で減少していきます。(続く)

原始卵胞は、まるで砂時計のように刻一刻と落ちていき、なくなっていくのです。

 

35歳ぐらいになると生まれた時の約200万個のうち1~2%、2~3万個の原始卵胞しか残っていません。

 

恒常的に原始卵胞は消滅し、排卵がするしない、月経があるないにかかわらず減っていきます


閉経というのは、この原始卵胞が非常に少なくなって、FSHが大量に出ても反応しなくなったために、排卵しなくなるだけでなく、エストロゲンレベルも極めて低下したため月経が起こらなくなってしまう現象です。


しかし、まだ閉経して間もなく、場合によっては60歳を過ぎても原始卵胞が少しは残っている場合があります。

 

FSHは一生多量に分泌し続けますので、まれには閉経しても、残存した卵胞細胞が反応するとエストロゲンが分泌され、その結果消退出血が起こることはあるわけです。


ワクチン接種後の出血は、閉経していても卵胞細胞が残っている方に発症します。

 

前にもお話したようにワクチンの成分が、何らかの機序で残っていた卵胞細胞に働きかけてエストロゲンを分泌させたため不正出血や月経様の出血が起こってしまうのです。


実際の血液検査をするとE2が分泌され、その結果FSHも更年期レベルまで低下しています。

 

またエコ-所見では卵巣に嚢胞が見られないのが特徴です。

 

FSHに反応した場合は嚢胞が見られるのが一般的だからです。

 

<症例検討>

月経がいつもより多く止まらないと訴え来院した20歳の女性。

 

ワクチンが原因と疑われるも、先にホルモン剤単独で止血を試みたが完全に止血に至らず。

 

21日間服用後の消退出血も多量。

 

そこで、IVM12mg×2とホルモン剤併用で完全止血した。


ところが、今度はホルモン剤終了後の消退出血が起こらない。

 

そこで血液検査をしたところ、FSH低値・E2異常高値でまるで妊娠初期の所見

 

もちろん妊娠はしていないし卵巣の腫大もない。

 

この時点で、大量の内因性エストロゲンはワクチンによってもたらされたものと確信した。


とりあえず消退出血が開始するのを待ち、消退出血が開始すると同時にD1とD3にIVM12mgを投与したところ出血量は前2回より減少し7日間で完全止血した。

 

その後2週間ごとにIVM12mgを投与続けたところ、自然周期の月経が再開した。


この症例は、ワクチン接種後の月経異常の中でも最も印象深い症例である。

 

 

 

一方月経困難症でOC服用中に大量出血が起こった症例がある。

 

ペラニンデポ-と中用量ピル及びIVMで止血はできたが、D-ダイマ-の上昇があり、抗血栓剤を使用するなどヒヤリとした症例もある。


すなわち、ワクチン接種後の異常出血に対し、血栓リスクを高めるホルモン剤はワクチンそのものにも血栓リスクがあるので、これまで以上に慎重に投与しなければならない。

 

この症例もIVMを使用することによって自然周期の月経が再開でき、経血量も正常に戻った。


これまで経験したワクチン接種後の月経異常や異常出血の症例の一部を紹介させていただいたが、他の産婦人科医の先生の参考になれば幸いです。

 

なお3回目以降の接種では2回目接種の時のようなワクチン接種後の大量出血の症例は今のところ経験せず、少量ないし中等量の不正出血の症例ばかりです。


<症例検討>

14歳女性。

 

初潮は2年前、以降今年の5月までは28~30日型で定期的に月経あり。

 

今年3月1回のみmRNAワクチン接種。

 

その3か月後に当たる6月より頻発月経があり9月1日より始まった月経が多く止まらないということで来院。

 

頭痛も6月ごろから出現し徐々に強くなってきている。

 

また週に半分くらいは下痢便

さて、この現病歴であなたは何を疑い、どういう方針で検査・治療に臨みますか?

この患者さんは今日受診された方です。

 

14歳で性交経験もないため経腹エコ-しかできませんでしたので、子宮や卵巣の詳細な情報は得られません。

 

しかし、少なくとも子宮筋腫や卵巣嚢腫などの器質的疾患はなさそうです。

 

ホルモン異常による出血であることは間違いなさそうです。


ワクチン接種後3か月経過しての月経異常。

 

これは「時間差ワクチン後遺症」を疑う大切なポイント。

 

そこで月経異常以外の愁訴を詳しく問診する必要があります。

 

「頭痛」「下痢」の症状がこの患者にはあり、しかも月経異常と同時期に発症しています。

 

Sタンパクは、これらの症状の原因になることがあります

以上より「時間差ワクチン後遺症」を念頭におき、血液検査をオーダ-しました。

 

出血量は大量ではなく普段の月経程度でしたが、6月からの頻発月経のため貧血症状も認められました。

 

IVM×2投与とフェジン1A静注、ホルモン剤による止血を併用すべきかはD-ダイマ-の数値を見てからでも遅くはありません。


明後日、この患者は再診予定です。

 

検査結果や今後の方針については9月11日の「そうぶん和尚」でのスペ-スでお話ししたいと思います。


今日結果の一部が出ました。

 

貧血はそれほどひどくはなかったです。

 

FSHとLHはやや低値。

 

E2は50以下でしたので「時間差ワクチン後遺症」によく見られる所見です。

 

D-ダイマ-は陰性でした。

 

IVM単独で止血しないようならホルモン剤の併用も検討しますが、単独でも止血するのではないかと思っています。


FSHとLHが極端な低値、E2が高値の場合でワクチンが原因の不正出血は「重症」のことが多いです。

 

慢性的に経過するとFSHはやや高値になりますが、その場合は卵胞細胞がFSHに対し不応性になっていると判断します。

 

40歳以上の場合は卵胞細胞の減少で生理的にFSHが上昇するので鑑別が必要です。


今日再診日。

 

IVM12mgを一昨日と昨日2回服用して、9月1日から続いていた出血が、今朝から急速に止まりかけていると言う。

 

下痢もIVM服用後から、すぐに無くなり、頭痛も軽減している。

 

問診だけでも「時間差ワクチン後遺症」はほぼ間違いないと考えたが、IVMで改善の兆しが明らかに見えてきた。

したがって、原因は、たった1回の接種でもLNPが卵巣に集積して、卵巣の機能に影響を及ぼしたと言えるだろう。

 

「時間差ワクチン後遺症」のうち「スパイクタンパク血症」が原因になっているタイプはイベルメクチンが奏功する。

 

放置すれば、卵巣内の原始卵胞細胞が破壊される恐れすらある。


IVMで卵巣への影響を取り除き、かつ解毒を同時に開始しなければ、場合によって原始卵胞細胞がすべて破壊され早発閉経になってしまう可能性すらある。

 

仮にそうならないとしても、優秀な卵胞細胞が減少すれば妊孕性が著しく低下することになるだろう。


すべての産婦人科医が、このような事実があることを真剣に受け止めて欲しい。

 

月経異常や不正性器出血を診て、器質性疾患がなければ、ストレスとかによるホルモン異常と簡単に診断をつけて、お茶を濁すような診察はして欲しくない。

 

何より「ワクチンは原因でない」などとは絶対言ってはならない


<時間差ワクチン後遺症>

「時間差ワクチン後遺症」の概念を考えたきっかけについてお話しておきましょう。

 

閉経後間もない子宮腺筋症の患者さんが、折角閉経して過多月経や月経痛から解放されたのにワクチン接種後数か月して、過去にないほどの過多月経と月経痛で来院しました。

ホルモン剤での止血も考えましたが、仮にそれで止血しても、またホルモン剤の投与が終了すれば、消退出血が起こって同じようなことが起こるだけです。

 

だとしたらワクチンが関与したと考えIVMを試してみようと思ったわけです。

たった12mgのイベルメクチンを2回投与しただけで、2日後には止血し痛みが無くなったのです。

 

腺筋症の大きさも過去最大の大きさになっていたのがイベルメクチン単独投与で縮小したのです。

 

薬効が切れると再発しましたが、症状は軽く再度継続的に投与することで症状は消失しています。

イベルメクチンには様々な作用がありますが、スパイクタンパクがACE2受容体への結合するのを阻害する働きがあります。

 

一方、LNPは卵巣に集積し数か月たっても滞留している可能性も指摘されています。


したがって中和抗体が低下してくることにより「スパイクタンパク血症」がおこり、スパイクタンパクが何らかの機序で残存卵胞細胞に作用してE2を生成させているとの仮説を立てました。

 

そして、スパイクタンパクの拮抗剤といしてイベルメクチンを使用すれば止血するのではないかと考えたわけです。


<ワクチンによる月経異常のまとめ>

やや専門的になりますが、ワクチンによる月経異常の「まとめ」になります。

 

スペ-スでは月経の仕組みを理解してもらったうえで、ワクチンによって誘起される月経異常や不正出血の見分け方について学んでもらうようにします。


【ワクチン後遺症としての月経異常の考え方】(再掲)

①短期的な副反応が軽微であることが多い


②1回目接種後に不正出血や月経異常が発生した場合は「LNPの卵巣への集積」の可能性を考える


③2回接種後、3~4か月後に不正出血や月経異常が発生した場合は「LNPの卵巣への滞留」の可能性を考える

④問診での①~③の臨床経過、卵巣及び子宮内膜のエコ-所見、LH・FSH・E2・PRLなどの血液検査所見、その他の不定愁訴など総合的に判断して、ワクチンによる月経異常の診断の精度を上げる


⑤経過観察するか、治療としてホルモン剤単独・イベルメクチン単独・2剤併用のどれを選ぶかは個別に判断

⑥イベルメクチン単独有効、またはホルモン剤単独無効➡2剤併用有効の場合は「治療的診断」として「ワクチン後遺症」の可能性が高くなる


⑦ワクチン接種後は血栓症が起こりやすい状態なのでホルモン剤の使用は普段以上に注意が必要


⑧スパイクタンパク抗体価が高い時期はイベルメクチンの効果が減弱したり、アレルギ-症状が出やすいことに注意が必要

⑨イベルメクチンの効果は2週間程度なので、投与3週目以降に症状が再発またはホルモン動態の異常が繰り返す場合に再度イベルメクチンを投与する。そして再度改善がみられる場合は「LNP滞留症候群」としての「ワクチン後遺症」の可能性が強く示唆される

⑩LNPが卵胞細胞と融合して直接E2を生成するか、スパイクタンパクそのものが卵胞細胞に働きかけてE2を生成するかなどの機序は不明だが、別機序で生成されたE2よって、下垂体から放出されるFSHやLHによる本来の排卵メカニズムが阻害されることが月経異常の本態との仮説を考えている


ーーーーーーーーーーーーーーーーー

以上の内容をTwitterラジオ「スペース」でお話しされていますので、是非お聴き下さい↓

 

 

 

 

お話していた中で

 

ワクチンを接種すると卵巣が10歳、年をとる

 

とおっしゃっていました。

 

つまり「妊娠しにくくなる」ということを聞いてショックでした。

 

 

そして怖いのがワクチン接種後に月経異常があっても、その症状が軽くて婦人科を受診せず、気付かないうちにスパイク蛋白によって卵巣が攻撃されれば原始卵胞が全て破壊され早発閉経となってしまう可能性があること。

 

実際に先生はワクチン接種後に30代前半で早発閉経となってしまった症例を経験されています。

 

これは本当に恐ろしいこと・・・。

 

気付かないうちに妊娠出来ない体になっていってしまっている可能性があるなんて・・・。

 

これは定期的に血液検査や経膣エコーで経過を追わないと分からないそうです。

 

だけど特に何も症状もなく困ったことがなければ、わざわざ婦人科を受診しませんよね。

 

なのでワクチンを接種された若い女性で、これから結婚して子どもを産みたいと思っている方は一度、婦人科で調べてもらうことをオススメしたい。

 

でも、このような視点で診察してくれる婦人科の先生は少ないでしょう。

 

関西の方は池澤先生のところに行けばいいですが、遠方の人は困りますよねあせる

 

有志医師の会に所属しているドクターは「ワクチンが原因ではない」と言われないので、こちらのサイトから探して受診してみてください↓

 

 

 

 

池澤先生のこの考え方を多くの産婦人科の先生に知って頂きたいですね。

 

そうすればワクチン後遺症としての月経異常について診断と治療が広まると思いました。

 

 

私の知っている産婦人科の先生でワクチンについて懐疑的な考えを持っておられる先生に伝えて行こうと思います。

 

池澤先生以外にワクチン接種後の月経異常について診て下さる先生がおられたらまたブログでご紹介しますね。

 

 

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