溜まりに溜まっている患者さんのアンケートをご紹介。
今日ご紹介する患者さんは脱肛に悩む40代女性。
手術を覚悟して受診されました。
肛門科は受診するのに勇気が要りますよね。
何をされるんだろう
痛いことされるんじゃないか
という恐怖心もありますし、羞恥心も大きいです。
家族にすら内緒で受診されている患者さんも結構おられますから。
だから相当、痔が悪化してから受診に至るケースが多い
この患者さんのように4年悩み続けて・・・どころか10年20年という方も。
悩まなくてはならないような肛門の状態になるまでに、相当の年数があったはずですから、ちょっとしたトラブルの時期に受診してほしいものですね
そうすれば痔にならなくてもすんだかもしれない、手術しなくてもすんだかもしれない。
だから
本当は
痔になる前に
来てほしい
教えてあげたい
正しい排泄
この患者さんは脱肛でしたが、脱肛しているから絶対に手術しなければならないということはありません。
別に何も困ったことがなければ手術せずに持っていていいんです。
限界が来てから手術すればいい。
その限界がいつ来るのか
もしかして来ない可能性もあり
立派な脱肛だけれど、手術もせずに10年、20年過ごしている患者さんも大勢おられます。
イヤになったらいつでも手術できるから。
今日、明日にしなければならないという緊急性もありません。
それにね
手術して痔を治しても、出口に便を溜めて生活していたらまた痔になりますよ
痔は何度でも繰り返されます。
だから痔の根本治療は痔の原因となった便通を治すこと。
まずは手術の前に便通を治してもらう。
そうしたら脱肛が改善することが結構あるから。
脱出していた痔核(イボ)が中にキレイに入るようになったり、指で押し込まなくても自然に戻るようになったり、出てこなくなった人までおられます。
だから手術と言われてもあきらめない。
手術の前にできることをやってみる。
それをやってもダメで、辛い症状が無くならないなら最終手段として手術を考える。
痔のせいで何かを我慢していると不便です。
オシリのせいで人生暗くなってしまう。
買い物も運動もストレッチもできるオシリにしましょうね。
痔が治った患者さんが診療所を卒業する時に
「人生変わりました」
とよく言われます。
痔のせいで人生暗かった
いろんな不便があって
やりたいことを我慢してきた
だから
これからは
やりたいことを
思う存分やりますと。
オシリの治療を通して患者さんを幸せにしたい
それが私たちの思いであり診療所の理念。
これからも頑張りたいと思います。
診療所のセラピードッグ「ラブ」
お留守番をしていたラブ
扉を開けた瞬間泣きそうな顔
寂しかったんだね
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