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オミクロンで肺炎、デルタに比べ6分の1…ノドの強い痛みから全身状態悪化も
2022年1月23日 (日)配信読売新聞
新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に感染して肺炎を発症する人の割合は、デルタ株に比べて約6分の1だという調査結果を、国立感染症研究所がまとめた。
オミクロン株は重症化リスクが低いとみられる一方で、強いのどの痛みから全身状態が悪化する例などが報告されており、注意が必要だ。
調査は、東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県で、届け出があった時点で肺炎などの重い症状があった割合を解析。
デルタ株が主流だった昨夏と、オミクロン株が流行し始めた1月上旬とを比べた。
その結果、肺炎を発症した割合は、2020年秋頃の従来株流行時に比べて、デルタ株は0・73倍、オミクロン株では0・12倍に大きく低下した。
昨春以降にワクチン接種が進んだことも、低下に影響している可能性がある。
オミクロン株は、肺炎以外の症状でも、デルタ株と様相が異なる。
広島県が、オミクロン株が急拡大した年末年始の感染者約400人を調べたところ、のどの痛みを訴えた人は52%で、デルタ株が主流だった第5波の34%を大きく上回った。
せきや全身 倦怠けんたい 感がある割合もデルタ株より多い一方、嗅覚・味覚障害は1%と、デルタ株の6%を下回った。
症状はインフルエンザや風邪に近いが、「高齢者や持病のある人が重症化することに変わりなく、油断は大敵だ」と、国立国際医療研究センターの大曲貴夫・国際感染症センター長は指摘する。
オミクロン株は、のどで増えやすいとされており、「のどの強い痛みで水や食事が取れず全身状態が悪化するケースもある。療養中は水分や栄養をしっかり取るよう心がけるとともに、基本的な感染対策を徹底してほしい」と話している。
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オミクロン株は味覚・嗅覚障害が少ないようですね。
肺炎を発症する割合も少ないようですから、いわば「普通の風邪」と現場で診ている先生がおっしゃっていました。
市販のかぜ薬で治るケースも多く、受診した時には既に風邪が治ったあとという若者も多いそうです。
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