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新規がん患者、初の減少 コロナ下、20年5.9%減―検診減影響か・国立センター

 

2021年11月26日 時事メディカル

 国立がん研究センターは26日、2020年の新規がん患者が集計開始の07年以降、初めて減少したと発表した。

 

19年比5.9%減で、新型コロナウイルス流行に伴う最初の緊急事態宣言発令中の5月に特に大きく減少した。

 

同センターは、がん検診の実施減が影響したとみて、定期的な受診を呼び掛けている。

 同センターは毎年、全国のがん診療連携拠点病院などを対象に、新たにがんと診断または治療された患者の登録者数を集計。

 

20年は863施設の約104万人で、これは新規がん患者の約7割をカバーするとみられる。

 19年(849施設、約110万人)と比べると、新規患者は594施設で減り、減少幅は平均4.6%だった。

 

集計対象施設数が毎年異なり単純比較できないため、がん登録推進法に基づく調査が始まった16年以降の集計に参加し続ける735施設で、増減をさらに比較した。

 その結果、20年は96万7088人で、19年の102万7749人から5.9%減少。

 

過去4年(16~19年)の平均と比べても1.4%減ったことが分かった。

 



(2021年11月26日 時事メディカル)

 

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新規がん患者が減ったからと言って、癌という病気自体が減ったわけではありません。

 

コロナで検診を控えた結果、発見される癌が減ったということ。

 

これは由々しき事態。

 

癌は放置すれば確実に進行するので、早く発見して治療したいもの。

 

特に大腸癌は早期発見すれば内視鏡で切除でき、手術不要のケースも多いので大腸内視鏡検査は受診控えせず受けて欲しい。

 

最近、30代の癌も多いので30歳を過ぎたら一度は受けた欲しい大腸内視鏡検査。

 

何もなければ5年に1回くらい受けられたらいいでしょう。

 

そして40歳を過ぎたら2〜3年に1回、受けて下さい!

 

血便とか何も症状がなくてもです。

 

大腸癌は癌の部分を切除すれば完治が期待できる癌なだけに、大腸癌で死ぬのは本当に勿体ないあせる

 

だから皆さん、検診に行って下さいね。

 

大切なことだからもう一度言います。

 

大腸内視鏡検査は30歳を過ぎたら一度受けましょう。

 

そして40歳を過ぎたら2〜3年に1回、受けられることを強くオススメします。

 

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